やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第6話、第7話
これは雪乃に助けてもらう以外にどうしようもないのは
視聴者の目線からは解ってるんだけど…

そこまで分かった上での最後のシーンはきつかったな。
八幡は助けを乞うキャラではないし、
雪乃はそれを分かった上で、自分への気遣いを絶とうとしている。


この作品の原点は
カーストの「下」すぎて浮いてる一人ぼっちと、「上」すぎて浮いてる一人ぼっちと
第一層にしがみつくことに疲れているリア充グループの子と
その3人で部活をやるところから始まっている。

それが互いにとってはじめての居心地いい場所でありつつも、
(だからこそ選挙騒動のときに守ろうとしたけど、結果的にそれが関係を壊したのは皮肉だった)
その先まで踏み込んで友達になろうという努力は結衣以外になかったのが第1クールだった。

最後の八幡と雪乃の会話は
助けて欲しいとも思ってないし、頼られたいとも思ってない内容。
雪乃は自分が選挙の件で八幡に気にかけられてることは気づいてそうで、
自分に対して心配や気遣いをしないように導こうとしている。
お互い「自分は大丈夫だから」って言い合ってんだよな。
これはお互いの性質が最初から進展していないことの証でもあり、
答えに辿りつけないのが見ていて辛すぎる。

「それで壊れてしまうものならそれまでのものだった」と言われた時
打てば響くリアクションができる八幡くんが何も言えなかったな。



しかし難しいアニメだ。
まじめに向かい合うと考え込みすぎて時間がすげえ経ってしまう。
1期を見なおしてもいいかもしれない。

正直キャンプの子のことあまり覚えてないけど
この子を自分と同じようなコミュ障ぼっちにしたくないってのは
八幡も雪乃も思ってることだろう。だからこそ出てきたんだと思うしね。


春アニメ?
豊作すぎて、やばいね。
なんつうの、含蓄があるアニメが多いよ。見応えがすげえ。

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