2017年冬マイベストアニメTOP25+
世代最高峰のアニメマスターによる2017年1~3月期アニメの総括。

途中、高熱と肺炎で10日くらい寝込んでたこともあり
今季は中間まとめすら書いていなかった。
まあこんなこともあるじゃろう。


冬クールは
初回では星2と言ってたけど、星3つ。

最初は全体的に小粒に見えたクールでしたが
第二線くらいの準名作、良作・佳作ゾーンに意外に面白くなっていくアニメが多く
全体的にも頭数の充実したクールになったと思います。

モチベ的なMVPは「クラシカロイド」と「AKIBA’s TRIP」
このくらいのアニメに愛着が出てくるとアニメの消化も楽しくなっていくぜ。



ベストキャスト賞は、モンハンを視聴範囲にカバーしてるガンダム目線だと
今季は田村睦心さん。
2つとも替えの効かない役だったと思います。

個人的に苦手意識のあった三森すずこも、今季はかなり良い役(向いてる役?)が多かった。
割と存在感があった印象でした。
また鍋底状に好きになっていくかも。


毎度のことですが
順位形式になっているが、基本は気分なので細かい上下には大した意味はない。
完走しているということは十分面白かったということ。
視聴切りに項目がないものは、だいたい初回短評のほうに理由を書いているものです。



では、天界人による冬アニメランキング



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01.リトルウィッチアカデミア TVシリーズ (95点)
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  アニメミライ短編の大反響から始まり、国外からの寄付金で映画OVA化した経緯などを考えれば
  日本だけでなく世界に向けて発信しているともいえる、
  今季の目玉作品。

  スター的な存在だった魔法使いシャリオに憧れて
  魔女の家系ではない女の子がアカデミーに入学するお話。
  しかし、時代が変わった今では
  科学の側が発展し、魔法は「使う必要のない前時代的なもの」になってしまった。
  アッコがかつて憧れたシャリオの魔法ショーは、今や見世物として蔑まれてさえいる。

  前半クールは読み切りの日常回が多かったようだけど
  こういうストーリー展開に不可欠な要素をちゃんと描ききっていたようにも思います。
  アーシュラ先生も少し肩身狭そうに先生をやっていたり、
  ダイアナもいつからかシャリオのファンをやめてしまい、今は求められる優等生の枠に収まっている。

  こうして前半を見ていくと、このアニメのプロットは
  価値が認められなくなった魔法文明に可能性を示すこと、なのかなぁ。
  どこか保守的でエリート主義な空気もみせる学校の中に
  落ちこぼれだけど情熱だけは誰にも負けないアッコみたいな子が入学してきた意味に注目したい。

  個人的にはアッコの成長物語というのはさほど期待してなくて、
  (努力が必要だと悩んだりする描写も必要っちゃ必要だが、根本的に彼女はこのままでいい)
  アーシュラやダイアナが彼女に当てられて変わっていく様子を見ていきたいです。



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02.モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON (95点)
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  いくつか作品テーマがあるタイトルではありますが
  「仲間との絆」を体現するシュヴァルの描写が強かった第2クールでした。

  母をモンスターに殺された恨みが抜けきれないシュヴァルの異変が強調されたけども
  気づいていても対応を間違えないリュート、かける言葉を間違えないリリアなど
  3人の幼なじみの深い信頼が随所に感じられ、こちらの2人の動き方も見どころになっていました。
  凶暴化した黒のモンスターを「救う」か「倒す」か。
  その考え方の違いからついにシュヴァルが別行動になってしまいましたが、
  絆のテーマの布石を打ってる感じで面白かったし、大きな構図の変化で第3クールも楽しみだ。

  ちょっと残念だったのは
  色んな種を登場させるためかモブモンスターを週替りで乗りこなしていたけども
  これだと序盤の「絆合わせの儀式」とかの要素と少し相反してしまうように感じた。
  リオレウスと再開したときの感動などはちょっと薄れてしまったね。

  今後の展望として3~4クール目で個人的に欲しいと思ってるのは
  「ライダーは辺境民族で異端」とされている外界との価値観の違いの部分。
  これも序章で割と強調されていたと思うし、設定要素的に魅力もあるので是非拾って欲しい。
  もしかしたら3章がリリア、4章がリュートの編なのかもしれません。



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03.小林さんちのメイドラゴン (90点)
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  ここまでが3強。

  キャラの活力とノリだけで面白くできるこの感じは
  10年前くらいのアニメ全盛期にあったような懐かしい感覚。
  とにかくウケ狙いのない自然な純度でキャラが動く。
  いや、こりゃあいいアニメだ。
  
  人外と暮らす系のアニメにしては、人間界に馴染む過程はスッパリ抜いていて
  トラブルを起こしたり失敗して学習していくお約束展開とは少し軸が違う。
  ときどきギャップ要素も使いながら、基本はもう溶け込んでノビノビしている雰囲気が
  すごくドラゴンキャラたちの可愛さを後押ししてくれる。
  おおらかで自然に接してくれる小林さんの人柄をちゃんと感じることができるから
  馴染んで一緒に暮らしてる空間にどんどん説得力が生まれていきました。

  構成よりも単話脚本とキャラの魅せ方が上手な京アニとしては、とても相性いい作品だったのでは
  と思います。

  これは執筆時点でまだ最終13話を残してます。
  序盤に撒いておいた魔界や家族の要素を拾いつつ、
  最後に「この世界に来て本当によかったね」と見てる側も思えれば大団円なのだが
  小林さんの生活感も変わっていってるって部分を先に描いておいたのが構成的にもとても良かった。

  幸せな最終回を期待しています。



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04.風夏 (85点)
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  瀬尾公治先生の割にはキレイにまとまったんじゃないかな?w
  ヒロイン2人の恋愛ものと言うと
  一般的に落とし所が非常に難しく、後半から失速しやすいものですが…

  本作はアイドル騒動、バンド解散騒動と
  展開の面でも大きな動きがあったため、後半も見やすかったように思います。

  みんな最後はそれぞれ想いをぶつけたような形になり
  悩んだり落ち込むシーンがあっても、全体でそこまで暗い空気にはならなかった。
  そこが一番良かったかな。

  音楽要素も「感情の受け皿」としての役割があり
  ライブで聞いた歌詞の要素も決め手のひとつとして説得力を持たせてくるあたり
  アニメ的なヴィジュアル面だけでなく、ちゃんと物語的な意味もありました。

  あとは「どっちが好きだった」談義みたいのができれば
  我々としては十分満足でしょう。
  僕はプール掃除とかしてた頃の風夏が一番かわいいと思う。



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05.エルドライブ【elDLIVE】 (80点)
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  今季のマイダークホース。
  1クールで終わってしまったと知ったときには落胆したが
  グッチーの回と、ドクターラブ救出の回(風のバルバリシアが居たw)とで2度見せ場があったわけで
  なかなか充実の12話だったんじゃないかな。

  宙太の中にいるモニタリアン(共生体)のドルーは
  本人が強い意思や自信を持ったときに顕現するような設定になっていて、
  宙太がエルドライブのメンバーとして認められていく過程を描く本編とよくシナジーしていた。
  口調はマヌケだが本質を貫くようなセリフ回しが多かったのも面白かったです。

  あとは個人的にOP・EDが大好きでした。
  11話、12話とそれぞれの曲のタイトルを使ってきたのは燃えたぜ。

  キャラ的にはチップスが可愛すぎたのと、艦長のレインも好きでした。
  最初ダセぇと思った艦内クルーがだんだん好きになっていったのがおもろかった。



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06.かみさまみならい ヒミツのここたま (80点)
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  肋骨が折れるほど号泣しました。
  はい。



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07.タイガーマスクW (80点)
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  全3クール作品。

  タイガーザダークが復活した第2クールだったが
  スプリングタイガーや福笑マスクの遊び回のインパクトがすごかったことや
  復活再戦の舞台であるウォーゲームが割と大雑把進行だったりもして
  結果、どうにも印象が弱いw
  苦労して地獄めぐりしてきたのに報われないタクマであった。

  てかスプリングタイガー対ミスエックスの回とかのほうが
  プロレスの試合展開まで細かくやってたり、このチグハグさはなんなんだw

  しかしミスエックスがこんなに面白い人だったなんてなぁ。



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08.クラシカロイド (80点)
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  2クール目にして今季の大穴になった作品。
  期待に違わず毎週楽しませてくれたクラシカロイドですが
  どう面白いのかは相変わらず言語化しにくいです。

  音楽家を同じ借家に住まわせる設定で、この着眼はすばらしいが
  基本はギャグものであり、序盤からノリが非常に独特だった作品。
  
  音楽家たちのイメージが作中から垣間見えたりすると設定が一気に活きるんだけど
  聴力を失ったベートーヴェンをオマージュした9話とか、
  10話では伴侶を亡くしたショパンの実像を感じられたりとか、
  随所に光る回、シリアス方向に空気が変わる回があり、
  折り返しあたりから徐々に面白さが分かっていきました。

  あとは楽曲のアレンジがやたら力作揃い。
  知ってる曲が作中で流れると、理解が繋がったような感覚になってすごく楽しい。
  本編がシリアスになるほど曲も映えるわけで、良い相乗効果になっていた。



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09.ピアシェ~私のイタリアン~ (80点)
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  何気なくバイトに応募しにきた冒頭の下りから
  だんだんイタリアンへの情熱を感じる展開になり非常にグッド。
  エンディングが死ぬほど好きだ。

  本作主演の千本木彩花は無事に声優アワード新人賞を獲得してました。
  travianプロフの週刊アニメマスターの時代から
  帰宅部活動記録に対して「木戸衣吹より九重クレアの子のがおもしろい」と言っていた私にも
  なかなか先見の明があったと言えよう。貫禄のアニメマスター。



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10.AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION- (75点)
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  一応「バグリモノ」や「秋葉を警備する」っていう設定はあるものの
  回ごとの脚本はいつも壮大な茶番になっていてあまり関係ない。

  どんなにメチャクチャな話になっても
  登場キャラたちがノリよく展開についてきてくれるので
  どの回もオチに向かって軽快に突き進んでいく。

  いきなり世界規模の話になったり、サブカル系の小ネタが多かったり、
  でもキャラは楽しそうにしてたり、オチの後は日常に戻っていく感じだったり。
  感覚的には「ケロロ軍曹」みたいなアニメです。
  00年台の古き良きアニメをも感じさせる、楽しく見やすい良い作品でした。

  アニメがそんな感じなので、キャラの可愛さ論としても
  全力で話に乗っかってきてくれる感じがすごくカワイイ。アリサとか、妹のニワカも。

  これでこそおれたちのGONZO。
  蘇ったGONZOの次回作にご期待下さい!



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11.南鎌倉高校女子自転車部 (75点)
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  部の存続のために実績を作るっていう行動目的があり
  系譜作の中では、はじめて「部活もの」っぽい色を感じさせた。

  ナイトレースはめちゃくちゃ面白かったけど
  あくまで「戦術」と「チームプレー」ってところを重視したとこが良かったのかなぁ。
  このくらいの熱量が好みだ。

  ってかこれアストロレンジャーズのサターンフォーメーションやね。
  この戦法はロマンがあって大好き。

  時期的にも、ろんぐらいだぁずが案外面白く終わってテンションあがってた頃と重なり
  一時期、視聴モチベーションがフィーバーしてた。

  自転車アニメも結構いいやん。



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12.鬼平 -ONIHEI- (75点)
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  6話の升屋潜入の回、7話の瓶割小僧の回と
  目を見張る回が続き、だんだん見ててハマってしまった。
  時代劇の人情物語を描くには舞台の背景から描き始めなければいけないわけで
  それを30分に毎回まとめてくるあたり、恐ろしい完成度だ。
  
  敢えて時代劇をアニメでみる面白さみたいなものも感じられて
  例えば剣撃とかをアニメで表現するのも違った迫力があって良いし
  特に夜闇で斬り合うところの照明的な魅せ方でもアニメならではの良さを感じる。

  さすがに30分に収めているだけ密度はすさまじく、
  導入の3~4分のあたりを集中して視聴してないと一気においていかれるw

  次回13話が最後のようですね。
  いや、面白い試みのアニメが増えてきたもんだ。



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13.キラキラ プリキュアアラモード (75点)
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  毎年恒例、2月スタートの新プリキュア。

  人の想いが表現しやすい「お菓子作り」って要素は
  もともとお話が作りやすく、着眼の良いプリキュアです。
  ホイップステップジャンプってフレーズはとても語呂がよい。

  うっかり失敗しても笑いあってるような3人で仲の良さなどが早くも見られて
  なんとなく方向性が見えた気がしました。
  
  スイプリみたいに喧嘩する親友って関係から
  お菓子の要素をお話に噛み合わせていくのも面白かったが
  またそれとは違い、和気藹々を信条に進んでいくのかな。

  あとはエンディングが
  これまで声優休業中だった歴代プリキュアのキュアソードだったのが一番感動したかも。
  これがプリキュアが紡ぐ絆というやつですよ。



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14.にゃんぼー! (75点)
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  にゃんぼーたちが外出する機会も増え
  実写を使った映像技法も色々バリエーションが出てきた。
  時間が止まる回は演出とかも面白かったな。

  これは一体だれが撮ってきてるんだろうか…



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15.クズの本懐 (70点)
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  見てて嫌悪感でウンザリするかと思いきや、そうでもない。
  主人公の花火を含め、登場人物のほとんどが
  自分や周囲を客観視できているって点で救いがあるお話でした。

  実らぬ恋に対して妥協なく立ち向かうって意味では、ある意味みんな純粋。
  その想いが強ければ強いほど反動で心が支えきれず
  皆が自分を支えるために相関がグチャグチャになっていく感じ。
  そこから自己嫌悪に陥りスパイラルしていくのは、感性がまともだからとも言える。

  案外花火のことを嫌いに思えない感覚がすごく不思議な作品。
  脇役の数が多い中で、それぞれの境地をよく描けていたと思います。




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16.アイドル事変 (70点)
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  アイドルが国会議員になるというバカアニメ。
  しかし、特に今の国会とか見てたら別にこいつらアイドルでもいいやって気がしないでもない。

  基本マジレス厳禁なアニメではあるが
  ゴミ問題、幼稚園、スタジアム問題と、ただ一方向からしか物を見てない感傷的な活動ばかり、
  そこを歌でゴリ押していく感じがバカアニメっぽくてすげえ面白かったw

  政治である以上、だれかが喜び、一方でだれかが困るのは施策の限界。

  意外とそのあたりは制作側も冷静に捕らえていたのか
  後半では活動によって困った人がいたことを知り、
  よかれと思って頑張ってきた夏月ちゃんは精神的に挫けてしまう。

  この辺の終盤の入り方が自然で納得しやすかった分、復活劇と攻勢も盛り上がった。
  そこにアイドル要素がちゃんと噛み合っているのも案外ようできとる。
  
  思わず唸らせる迷作であった。



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17.けものフレンズ (70点)
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  イナゴ的な流行り方にはノーコメントだが
  コンテンツの経緯を考えると、さながら逆転の奇跡が起きたような状態でアニメが進行してたわけで
  その辺はドラマチックだったかもね。

  アニメ的には
  人間がいなくなった世界での動物たちを描きながら、
  「ヒト」のフレンズであるカバンちゃんのルーツを探して回るお話。
  サーバルが行く先々で出会うフレンズたちに興味津々に絡んでいって
  カバンちゃんがヒトの知恵を発揮して問題を解決していく。

  この世界でのヒトの意味ということを考えると、
  ワンチャン感動・大号泣wのラストもありえるかと思ってたが
  楽しいままでお話を閉じたところはむしろこれで良かったかも。



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18.ACCA13区監察課 (70点)
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  この最終回をやるには多少伏線が弱いようにも感じたが
  オチとしてはなかなか良かった。
  
  中盤くらいまで悪役らしい悪役を作らずに進行したのが
  特にオシャレでした。
  黒幕をデリケートに描いた分、根回しした経緯の部分も唐突に見えた
  という感じか。
  2週目見たら、細かいシーンの意味にも気づけるのかもしれない。



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19.チェインクロニクル~ヘクセイタスの閃(ひかり)~ (70点)
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  まさかアラムくんが真の主人公だったとは。

  闇落ちや裏切りの理由を細かく描ききるのは非常に難しいものだが
  今回は「仲間」ってテーマを描くためのファクターでしかなかったので
  あまり気にはならなかった。むしろ回想で丁寧に扱うあたり1クールにしては上出来。

  中盤からは
  アラムがこのパーティで中心的な役割を果たせるかどうか、を描く展開になり
  物語の流れにも乗っていきやすかった。
  ただ、山下大輝はあんまうまくないなと思いました。



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20.One Room (70点)
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  女の子と同室する空間を描く、という喪男用の短編アニメ。
  見ててダメージを伴うという諸刃の剣。

  ぶっちゃけAVの始まる前の数分みたいな状況ばっかりなので
  視聴しながらこっ恥ずかしくなってくるのだが^^;
  そういう意味では
  2人目の妹の子は恋人的な状況とは違うので自然に見れて面白かったかもしれない。

  まあ、3人目がエロすぎて全部持っていってしまったのだが。



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21.BanG Dream!(バンドリ) (70点)
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  なんでも実際にキャストがバンドを組んでて、腕前もなかなかだとか。
  ドラムの大橋彩香が最後に入ったからアニメもこういう展開になったのかなw
  だとしたら中々オシャレだけども。

  コンセプトは好みだし
  週50本アニメ見る僕としては、見飽きた声優陣じゃないことはむしろ加点要素だったのだが
  アニメの進行としては全体的にもう一歩だったか。
  ドラムの沙綾がカムバックした下りが山場になったけど、ここは割と良かった。
  もう少し主人公の子に気持ちを返す演出とか、前のバンドにかける言葉とか
  決め手になるような要素があったらもっと良かったか。

  序盤からキーボードの子が、お世話&子守り役に無理やりさせられてて
  だれか早く助けてやってくれと思っていたら
  入ってきたセカンドギターも沼キャラだった。
  この流れが結構好きで、おかげでキーボードの子かわいく見えた。

  かなり後発放送で、執筆時点で10話/13話。
  ゲームにはもっと色々バンドがあるらしいがこのペースだと出てきそうにない。



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22.パズドラクロス (65点)
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  個人的にパズドラクロスのアニメの出来は結構買ってるんだけど
  大会編はあんまりおもしろくはなかったかな。

  バトル場をふわふわ浮いてるパズル玉をコンボすればダメージになるって
  アニメ的には表現しにくいというか、向いてないというか。

  世界観は面白いのだが、バトルの魅せ方はあまりうまくない。
  これではさすがのチャロくんも、
  今季は最カワキャラの座は明け渡す他はないだろう。



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23.にゃんこデイズ (65点)
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  可もなく不可もない。
  この際デフォルメ擬人化のネコではなく、本物のネコでもよかったかもしれない。

  しかしどこかでみたことのあるようなエンディング配置だ。



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24.幼女戦記 (65点)
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  存在エックスの定義というか、登場する意味というか
  そのあたりがずっと分からないまま見てた。
  もっと言えば、保身・出世が行動指針であるはずの幼女主人公すら
  その設定を忘れてひたすら戦いに明け暮れていた^^;

  出世したいゆえに軍に志願し、保身のために平和で安寧な世界を望む。
  だからこんなにムキになって上官にもぶつかりながら戦争に身を投じる、と。
  うーむ…
  言ってることは分からんでもないが、設定の印象が薄いし活きてない。
  有能さを強調するシーンは多かったのだが、
  わざわざサラリーマン転生から始まる物語ならば重要なのはそこではなかった。

  戦記ものとしては軍議と空中戦闘シーンが多く、
  まあ何も考えずにただ戦記モノとして見る分には華もあったか。

  悠木碧は2割の天才役と、6割の平凡役と、2割の大失敗役で構成されている。
  とにかく声をひねり出すのが不自然で下手な人なので、個人的にはこれはかなりイマイチだった。



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25.CHAOS;CHILD(カオスチャイルド) (60点)
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  ある程度トンデモ超能力が出現するのも、突然世界滅亡級の話になるのも
  ファンからしたら慣れっこなのかもしれないが
  今回はちょっと落差が大きすぎたか。
  
  もともとが普通の学生生活風景から入ってる分
  入れ替わりとか、霊刃で斬り合ったりとかを、これが設定って言われても
  ちょっと驚いて戸惑ってしまう。

  個人的には真田アサミが久しぶりに聞けて嬉しかった。



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26.政宗くんのリベンジ (60点)
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  残虐姫の内面を描いてく当初のオーダーはある程度はクリアしてたが
  結論はないまま終わってしまった、という感じ。
  幼年期はなんで振ったんだろうか。
  これだとデブ専なのかって印象のほうが残ってしまいそうだぞ。

  当初は政宗くん目線で愛姫ちゃんを攻略していく視聴感覚だったが
  本人も残念行動を連発するギャグ要員でもあったので
  徐々にその感覚も薄れ、だんだん作品の設定からも距離を感じるようになってしまったか。

  まあ、苦痛なく完走できたし、悪くはなかったんじゃないだろうか。
  カワイイと思った子は、残念ながらいない。



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27.信長の忍び (60点)
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  継続2クール目の短編。

  今更スタイルが変わるはずもなく、史実を追っていく展開でした。
  個人的には史実から離れたほうが設定が活きるとずっと思ってて
  茶会にお供する回とか、鷹狩りにお供する回とか、むしろそんなんでよかったと思う。

  斎藤、浅井、将軍家の動向を中心に進行してもなぁ…
  それでも掛け合いのうまさはさすがだったけども
  せっかくの素材が添え物と化してしまった部分もなきにしもあらず。



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28.あいまいみー 第3期 (55点)
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  あいまいみーだからこれでも許されるって感じ。
  1期の貯金分は今回でちょうど擦り切れたかもしれない。

  次はもうゲタ無し。見るかは怪しい。








------------(以下、視聴途中まで)--------------






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--.ガヴリールドロップアウト (6話まで)
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  1話では堕天の設定を面白く表現できていたのに
  2話以降はただの気だるいキャラになってしまったのが特に残念だ。
  おかげでキャラのバランスがすごく悪くなった。

  会話の間や呼吸で魅せるのではなく、
  ボケ・ツッコミ、またはアクション・リアクションで王道に動かすのがメインの作風だけに
  結局このキャラ配置だとサターニャが孤軍奮闘するしかなく、おかげでオチの幅も狭い。
  
  これはいわば設定的な詰み状態だと思うんすよ。
  自分が見なくなった7話以降では詰みから脱却できたのだろうか。

  6話までしか見てないので確信を持てないが
  まあバッサリ言えば明確な失敗作の部類だと思う。
  工房も筆の誤り、なんつって。



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--.スピリットパクト (5話まで)
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  これは語れるほど踏み入れてもいないし、ノーコメントとしておくか。
  1話から怪物の片鱗は感じていた。



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--.ちるらん にぶんの壱 (2話まで)
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  これも短編なので取捨は衝動的。
  女の子向けなのは否定しきれまいて。



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--.機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 第2期 (38話まで)
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  結局マクギリスも、オルガ達とは境遇の違う「孤児」だったわけですなぁ…
  ふーむ、だから何なんだという言葉が喉元まで出かかっているw

  どんどん要素だけを横に展開していった印象で
  ついに見なくなってしまった。

  ガンダムである以上、多少の場当たり感は仕方ないとは思うが
  なにがやりたいのか絞れない感じがずっと続きましたね。

  火星の独立でも、アラヤシキシステムでも、オルガとミカの関係でも、クーデリアの成長でも
  テーマなんて1本に絞りさえすれば、どれにして良かったと思うのだが。
  要素だけ撒いて全然連動しない感じ、もどかしい。



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--.亜人(デミ)ちゃんは語りたい (4話まで)
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  初回でも言ったとおり、
  みんな人間界に馴染もうと努力してるとこがカワイイのだと思います。
  
  自分は合わずに撤退してしまいましたが
  作品の色はちゃんと感じられたと思う。
  
  ジャージ女子は神。



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--.ハンドシェイカー (6話まで)
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  このまま思わせぶったまま終わりそうと感じてしまった。
  今季はカードゲーマーパロディが多かったな。



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--.霊剣山 叡智への資格 (第2期) (8話まで)
====================================================
  王陸の側は詐欺師じゃないのをどうにか納得させて欲しかったが
  「彼らの意思だから問題ない」って理屈で押し切るのはすさまじいw
  これがチャイニーズなのか、文化圏の違いすら感じさせる。

  まあ、そのあたりのマジレスは良いとしても
  なんかちょっと王陸っぽくない感が再燃してきてイマイチ乗っていけない。
  誰だこいつは。



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--.チーズスイートホーム こねこのチー (18話まで)
====================================================
  18話まで来たのに
  ついには見なくなってしまった。

  何話までやるのだろうか、これだけ情報がない。



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--.双星の陰陽師 (39話まで)
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  全50話の39話まで見ておいて止まってしまうのも勿体無い。

  全体的にバトルが嫌いなのと、それ系アニメでの花江夏樹が嫌いなのとで
  どうも物語や設定に没入しきれず、ちゃんと要素を拾えてないのかもしれない。

  こんな調子で続きを見始めるよりは
  いっそ機会をみてイチから再走したほうがいいのかも、とも思うが
  多分腰をあげる日はこないじゃろう。
冬アニメ視聴中
アニメみてて感想が出てこないときっていうのは
内容が悪いというよりこちらの視聴態度が悪いことのほうが多い。

来季はPC切って正座して見ます。



冬アニメカテゴリの日記数、5w
まあ、冬アニメもまとめくらいは書き始めますか。

モンスターハンター 第17話
モンスターハンター 第17話
アユリアがライドするところの音響、有能すぎてワロタ

迫りくるモンスターの襲撃音のほうが大きく
ライドオンの掛け声が音量的には完全に包まれてるんだけど
牧野由依の声質自体は、大きな襲撃音に負けないくらい力強かった。

いわゆる「変身シーン」みたいなアニメならではの茶番感も好きだけど、
あえてそれを全部排除してしまうのも実はクールな演出だ。
なんかヒョウガに乗る時の迫力がすごかったわ。
オシャレやなぁ…



そしてなんやこいつぅ・・・
この美しさ、ピスティちゃんかと思ったわ。


それでも今期いちばんかわいいのは、やはりチャロくんだとは思うけどね?

チャロくん、おシャキ、リリアの3強だと思いますね(クソ記事)
継続を外せば霊剣山の玲ちゃんが一番かわええな。
2017年冬アニメ全作品初回短評 1/2
界隈最前線に立つアニメマスターによる初回短評。

今回のクールは星2つ。
「このすば」「弱虫ペダル」が自分の管轄外なこともあり
今回は時間が余りそうな気がしないでもないな。


傾向としては継続2クール目の作品が良作揃い。
「クラシカロイド」が大穴。

あらかじめ言っておくと、
2017年に作るであろうランキングは、おそらく1位はほぼモンハンなので
ウンザリせずに2位以下から読み始めてもらえれば幸いです。

まあ、これは少なくとも14~16年の中では一番の出来のアニメですので
別枠勘定と思っていただきたい。


では、環境理解度ナンバーワンのアニメマスターによる冬アニメ初週ランキング。
多少辛口でも視聴リストに残るということは、
何かしら面白い要素を見出しているということだ。




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01.モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON (100点)
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 期待度★★★★★
  継続枠。2クール目に突入しました。
  最後の登場キャラのアユリアがついに出てきた。

  ほぼ99%殿堂入りクラスの名作になると楽観はしているが、
  始まるまで序章が長かった印象は少なからずあって、一抹の不安もある。
  このクールの開始数話で払拭できるといいのう。
  信じさせてくれ。

  15話までの感想はさんざん書いてるので省略しましょう。
  これが今年いちばんおもしろいアニメですよ。
  ↓はいはい、次いって。


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02.リトルウィッチアカデミア TVシリーズ (95点)
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 期待度★★★★★
  「これ、やるの!?」と飛び上がって喜んだ人も多いんじゃない?
  アニメミライから非常に評価が高かったシリーズがついにTVアニメ化。
  今回は過去の作品を見てなくても新規で楽しめる構成になっているそうです。

  読切や劇場ではできなかった
  魔法学校へ入学する「導入部分」が見れることに喜びを感じます。
  冒頭のシャリオのステージシーンだけでも妙な感動がありましたw
  なし崩し的に助けてくれたロッテやスーシィとの仲も、今回はちゃんと最初から描ける。
  森で杖を手に入れる下り、スーシィが自己紹介してくれる下りなど、すでに楽しめてる。

  劇場版ではアーシュラ先生がMVPだったけども、今回はどうかな?

  作品自体がパレードをみてるかのような世界観というか
  とにかくトリガーとの相性がバッチリよ。


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03.風夏 (90点)
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 期待度★★★★★
  コメディではなく純正な恋愛もの。
  王道のダブルヒロイン構成。
  原作がマガジンとかでやってるんなら
  キャラより展開重視だろうし、これはけっこう期待できるね。

  風夏と小雪が対照的なヒロインだっていうのは導入からすごく強調されてた。
  音楽を始めるってところで接点を持つわけか。なるほど。

  「恋愛」と「歌」の親和性が高いのは過去作を考えても実証ずみ。
  歌詞に意味を込めるという描写が見られただけでも、見てる側の考察意欲をそそる。

  細かい所を深読みしながら視聴していっても面白いかも。
  キャスト的にも真新しさもありつつノビノビやってて悪くない。
  Lynnちゃんはいい役もらったね。


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04.小林さんちのメイドラゴン (90点)
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 期待度★★★★★
  京アニ枠で、フルメタルパニックの監督。
  
  個別で感想を書いてますが
  草原で地割れを起こしながら取っ組み合いをする一幕を見てても
  「フルメタの見方でおk」発言は大体あってるんじゃない?
  
  このアニメのいいところは萌え要素を前面に出すわけじゃないところ。
  人とドラゴンの違いからくるギャップ的なボケ&ツッコミを楽しみつつ
  小林さんの人柄がすごく良いので、掛け合いにも幅があるというか
  笑いとほっこりが共存した作品独自の空気を作っているね。
  
  2話で異世界のドラゴン要素が強調されたこともあって
  個人的には隠れた良作である「勇しぶ」を思い出したぞ。

  この辺は終盤の展開にも期待できるし、コメディ系なのに底が深い印象だ。


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05.パズドラクロス (85点)
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 期待度★★★★
  3クール目突入。
  タマゾーもバトル中では物凄くまじめに戦うので
  バトルが増えてきた最近では、妙に相棒感をかもしだしてきた。
  いい感じにキャラが仕上がってます。
  ストーリーの伝承的にも重要な存在らしく、今後が楽しみだぞ。

  新しいアーマーは変身シーンまで含めて聖闘士星矢みたいだ。


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06.CHAOS;CHILD(カオスチャイルド) (80点)
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 期待度★★★★
  旧作の系譜作品ではあるが
  どうやらカオスヘッドを見てなくても楽しめそう。
  
  今回の出発点は「渋谷の謎地震」と「6年前のニュージェネレーション猟奇殺人」
  オカルト、ミステリー要素が進展していくにつれて
  だんだん恐怖を感じるようになる感覚は、恒例の構成かもしれません。
  
  志倉先生のシリーズにしては、今回は主人公がまともな印象です。
  若干、優等生系かなという気はしましたが、中二でもヲタでもない。

  今回も「だんだん詰んでく系」ならば、
  姉ちゃんキャラが頑張る展開になるかもね。期待だ。


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07.タイガーマスクW (80点)
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 期待度★★★★
  再びイエローデビルの正体を追って虎の穴レスラーを倒していく、
  続章の第2クール。

  ヒロインポジションのキャラが出てきたりして作品にも華ができたが
  かたやダークのほうは地底のスパーリング地獄送りになるという、この対比よ。
  この展開、次はタイガーザダークのほうが勝つかもしれん。

  まあタイガー君のほうが遊んでいるわけではないのだがw
  個人的にはダークの活躍に期待してるクールだぜ。


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08.ガヴリールドロップアウト (80点)
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 期待度★★★★
  天界人が地上の娯楽に負けて堕天使ならぬ「駄天使」に。
  原作は芳文社っぽいが角川。

  動画工房で太田監督の組み合わせは
  「ゆるゆり」「うまるちゃん」など。
  最初は作品のお約束事や空気を作っていく監督ですので、
  どハマりするとしたら中盤からかも。

  「雑に可愛いことしとけ」ってところから入らないのが一流の萌えアニメよ。
  この辺はさすがによく分かってらっしゃる。
  ただ、4人目のドS天使の下りが単調になるとつまんなそう。何か変化が欲しいなぁ。

  部屋着がかわいくて好き。


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09.クラシカロイド (80点)
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 期待度★★★★
  僕が見方に順応できたというよりは、作品自体が面白くなっている。

  どの回もある一人の音楽家をフィーチャーした内容にまとまっているし
  今はもうわけのわからないギャグは全く使ってこない。

  というより杉田のベートーヴェンはボケよりツッコミに回るほうが面白いし
  キャラが増えたことで本来の役割に収まったって感じかなぁ。

  チャイ子、バダ子、バッハあたりが登場して回るようになったね。
  もともとお話の作りは面白いアニメだったんだから、調子がよくなるのは当然なのかも。


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10.かみさまみならい ヒミツのここたま (80点)
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 期待度★★★★
  神。
  ここたまの本渡楓は天才。


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11.ピアシェ~私のイタリアン~ (80点)
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 期待度★★★★★
  短編。
  イタリアンでバイトを始めた女の子の話。

  これ、おもろい。
  1話では料理はできませんと言いながら、試食のグルメレポートはバッチリで
  なんかその道を極めそうな才能を感じさせる。
  すらすらと味の感想を言うのは
  バイト面接の下りから続きとしても面白いリアクションでした。

  イタリアンを勉強していくって方向性も、雑学要素を含んでいて短編向き。
  エンディングでその回の料理写真が出てくるのも楽しい。

  今期おすすめの短編かもね。


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12.にゃんぼー! (75点)
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 期待度★★★★☆
  釣りのシーンでも魚が実写だったりして地道なオシャレを積み重ねる。
  どうやって撮ってるんだろうw

  癒やしを求めるには一番いいかも。
  クロちゃんの人形欲しい。


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13.ACCA13区監察課 (75点)
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 期待度★★★★☆
  自治が安定し平和になった世界の「監査官」のお話。
  のはずが、クーデターが起きる噂が立ち始め、これから緊張感も増していきそう。
  「有事の際にこそ異変をいち早く察知する」のが監査課の役目というわけです。
  
  主人公は監査官の身でありながら、5長官とよばれる上層部に嫌疑をかけられており
  2話で早くもこんな展開になってしまった。
  
  1話の雰囲気から察するに、主人公も親友がスパイなのはとっくに看破してそうだが
  クーデター絡みでもう一段階ヒミツを持ってたり、影の行動をとっていたりするかもしれない。
  まだ主人公の底が全然見えてこないところが楽しみだ。


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14.BanG Dream!(バンドリ) (75点)
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 期待度★★★☆☆
  割と王道なガールズバンドアニメのようです。

  パン屋の娘も、質屋の盆栽ガールもなかなかいい感じじゃないすか。
  キャストに既視感がないのが最大の推しポイント。

  1話じゃまだわからんじゃろう。
  割と後発放送なので取捨が難しいが、もともとバンドアニメは序盤にバンドを結成するまでが最初のヤマ。
  イケてる回がくるとしたら3話か4話あたりか。


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15.幼女戦記 (75点)
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 期待度★★★☆☆
  魔法力などのファンタジー要素も含む戦記もの。
  
  能力が高いと性格がめんどくさくなるエリートの典型のような幼女主人公。
  1~2話で「無能」と何回言っただろうかw
  
  あまり好きになれる主人公でもないけども
  部下にヴィーシャみたいな良い子がいるのが楽しみな要素かも。
  この子も含めたセットでの面白さを考えるとけっこう期待できる。

  お話的には、
  飛ばされた世界での昇進・保身を描く部分と
  存在エックスや信仰との対決の部分と、2本の軸がある感じでした。
  個人的には存在エックスに関しては干渉しすぎに感じたし
  ここまで実質的な干渉をされては「信仰が非論理的」にはならないと思うんだがw

  なんにせよ、この2要素がちゃんと繋がれば世界観自体はおもろい。
  逆にバラバラのまま進んでしまっては、わけわからん干渉が世界設定を壊してしまう。
  それこそ何でもアリになってしまうだろう。


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16.霊剣山 叡智への資格 (第2期) (75点)
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 期待度★★★☆☆
  修士試験を終えて故郷へもどってきた編。
  
  作画が変わりすぎてるし、こんなの霊剣山じゃねえ!と思ったら
  第2話ではおなじみの下世話系のギャグも復活して謎の安心感を得る。

  お話としては、無学な村人をだます宗教詐欺みたいな集団と戦う方向へ。
  そろそろ中華アニメも風穴あけてくる時期かもよ?
  だってまず、1話もけっこうアニメーション動いてたからね。あなどれず。

  女キャラがやたらかわいい中華アニメの中でも
  霊剣山の玲ちゃんは別格。

  もう霊剣山を降りてるから今回は「待ってるぜ!」しない説はなるほどと思ったw
  ワンチャンあり。


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17.チェインクロニクル~ヘクセイタスの閃(ひかり)~ (70点)
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 期待度★★☆☆☆
  見事なまでに正攻法な魔王討伐ファンタジー。
  制作クオリティーが高いこともあり非常に見やすそう。

  ダブルヒーロー系の構成になっていて
  1話で魔王に敗北し、勇者がもう一人の主人公の姿をみて再起するって入り方でした。

  勇者ユーリが覇気を取り戻すのを、仲間はみんな待ってたみたいな雰囲気があり
  そこら辺は特に良かったかな。
  2~3話でいきなり味方が闇落ちするあたり展開は速そうだが、
  当然視聴者はこの近衛兵にはなんの思い入れもないわけで、話の軸をどの辺にもってくるか。
  ここの序盤でアラム君をうまく描ければ、入り方としては結構期待できそうだが。


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18.AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION- (70点)
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 期待度★★☆☆☆
  前回作品の要素を満遍なく使ってくるあたり
  最近の復調を感じさせるGONZOの期待作。
  
  吸血鬼ものみたいなノリで、人ならざる「バグリモノ」になってしまう1話。
  自警団を結成して他のバグリモノから秋葉原の街を守る。
  だが、当の主人公は人間やめても全然気にも留めない。
  物語的な進展よりは、この設定を土台にしたコメディ要素が売り。

  3話が結構おもしろく好感触でした。
  主人公も妹もぜんぜん悩まずノリよく展開についてくる、この身軽さが魅力だ。


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19.クズの本懐 (70点)
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 期待度★★★☆☆
  恋が叶わぬ者同士、互いを代替品に見立てて交際するお話。
  お互いに好意がなく、逃げ道のようにこういう関係に行き着いた。

  人の醜さを描くことに挑戦してる作品で、
  もしかしたら「惡の華」とかみたいに、視聴者の心にキズを作ることを狙ってるのかもしれない。
  誰もが楽しめるタイトルではなかろう。
  
  1話みたいな回を12週ずっとやるんなら、それはまず見ないが
  こっからどういうことをやるかはまだ見えてないこともあり、まだもうしばらくは見てみよう。

  最初の印象では花火と麦がくっつく可能性はほぼないと感じた。
  どんどん堕ちていく様子を描きながら人間の気持ち悪さを表現するって方向性なら
  もしかしたら完走しないかも。

  ただ、これで明るい結末になっても意味不明だし、難しいね。
  手法次第では化けなくもない。


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20.鬼平 -ONIHEI- (70点)
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 期待度★★★☆☆
  「刀語」が大河ドラマ風アニメだなんて言っていたら、本当に時代劇のアニメが出てきた。
  事前に公式サイトを回ってる中でも目を引いていた作品です。

  アニメでもちゃんと時代劇になっている。
  アニメならではの良さも必ずあるはずで、細部まで目を凝らして見てみようと思います。
  作画やキャストなど、アニメのセットとしての出来は満足で
  あとは演出とかでアニメの良さが感じられると楽しそう。

  時代劇を30分でコンパクトに見れるってのも良さかなぁと思います。
  もともとアニメの側は、30分で読切り話をまとめる力は優れてるからね。


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21.One Room (70点)
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 期待度★★★☆☆
  短編。
  女の子の部屋にあがるシチュエーションをいろいろやる作品だろうか。

  最初は、女子高生に勉強を教えてあげるパターン。
  隣人の男をほいほい部屋にあげるなんて完全に危ない子だが
  同じ部屋にいる時間を描くのがアニメの趣旨なんだからしょうがない。

  第3部のシンガーソングライターの子のやつを楽しみにしとこう。


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22.にゃんこデイズ (70点)
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 期待度★★☆☆☆
  2分。
  学校じゃぜんぜん友達ができないが、家に帰ると3匹ネコちゃんがおる。

  ネコつながりで友達ができてくと良いと思う。


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23.エルドライブ【elDLIVE】 (65点)
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 期待度★★☆☆☆
  宇宙警察に入隊してエイリアンを捕まえてく話。
  既に地球人の中にもたくさん潜伏してるらしく、
  事件に登場する人間がどんどんエイリアンに化けていくぞ。

  主人公は無意識に聞こえる声と会話してしまうせいで変人扱いされてるとのことだが
  キャスト的に考えれば、単に釘宮病患者なだけとも言えなくもないw
  おそらく皆同じことを言っているだろうな。

  ドルーのデザインは本当にこれでいいのかという気もするが
  無邪気さと真に迫る鋭さがあるセリフが多いこともあり、これはこれで謎の情緒があるな。

  展開的には美鈴ちゃんのデレ待ち。割と見どころ多し。


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24.アイドル事変 (65点)
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 期待度★★☆☆☆
  アイドルの推し党みたいな要素を
  そのまま国政の政党とつなげてしまったw
  まさかの政治参画。

  設定からしてバカアニメではあるが
  アイドルの地域密着と政治の要素って相性自体は良い気がするね。
  アニメとしては話は作りやすそうだ。

  実際の世の中でも最近は特に思うが
  最後に主導権を持つのが頭の悪い民衆っていう共通点から
  政治も芸能も大差ないと思うんすよ。煽動する手法の差でしかないわけで。

  政治を高尚なものと考えずに見る、っていう見方のがおもろいかもね。
  「国政をなめるなよ」とか言うほど政治だって大層なものではないし。
  意識して政治とアイドルの間にギャップを持たないように視聴してみよう。


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25.ハンドシェイカー (65点)
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 期待度★★☆☆☆
  One Hands制作。
  「手を離したら女の子がしんでしまう」という設定。
  やはりこういう2話になった。お約束ですね。
  全員思ってるだろうけど、やはりKっぽい。
  この設定、ネコで同じことをやってくれ。

  今の段階では具体的な目標もなく、
  各ハンドシェイカーのペアが登場していく進行パターンだろうか。
  とっかかりにくそうだけど、完走したらそれなりの満足感はありそうだ。



2017年冬アニメ全作品初回短評 2/2
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26.政宗くんのリベンジ (65点)
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 期待度★★☆☆☆
  モテ男になって幼年期に振られたヒロインを見返す!
  高飛車な女王キャラとなった愛姫ちゃんを恋愛攻略する感じでしょうか。
  設定的にイケメンでもイヤミに感じない点がまず良い点。

  ただ単に見返すだけなら、残虐姫なんて設定にしなくてもよさそうだが
  敢えてこんなキャラにして登場させるということは
  攻略するうちに内面が見えてくる展開があるのだろうか。期待だ。

  政宗だから、ヒロインが愛姫なんすかね。
  うーん、なるほど。


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27.亜人(デミ)ちゃんは語りたい (65点)
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 期待度★☆☆☆☆
  「モン娘」みたいなノリだろうか。
  バンパイアが学校に普通に来てるような設定の作品。

  ぶっ壊れて性格がおかしい娘がいるというよりは
  みんな日常に溶け込もうと頑張ってる感じで、そこは好感触。
  かわいいと感じる要素がなくもない。

  3話が良かったのでもう少し様子見るか、というゾーン。


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28.あいまいみー 第3期 (65点)
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 期待度★★☆☆☆
  3分。
  皆が待ち望んだ神アニメではあるが、
  第2期がそれほど良くなったこともあって割と僕は冷静だ。

  てか、OPに映ってる4人以外のキャラたち誰?w


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29.信長の忍び (65点)
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 期待度★☆☆☆☆
  これも継続枠の短編。
  会話の小気味よさや雰囲気づくりなどはさすが大地監督という感じですが
  歴史に詳しくなくてもわかりやすいかわりに、自由度の低い世界になってる気がします。

  そもそも信長と千鳥のキャラの相性が一番の魅力だと思うんだが
  歴史をなぞる展開のせいでそれもままならぬ。自由度の低さとは、そういうこと。
  可もなく不可もないという感じか。


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30.機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 第2期 (65点)
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 期待度★☆☆☆☆
  個人的にはすごく低評価で、
  割と惰性で見てる感もあって最近は消化が重い。
  このアニメ専用の割り切った見方が必要で、その感覚が重い。

  というより2期になって見どころが別の箇所に移っているのに
  いまだに1期当初のテーマを追ってしまっている見方がよくないのかもねえ。


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31.チーズスイートホーム こねこのチー (65点)
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 期待度★☆☆☆☆
  2クール目。
  15分もある割には読み切り話としてもあまり中身がない。
  延々と沼行動してるという感は否めんな。

  まあ、それがいいとも言えるのだが。
  個人的にはもうちょっとだけホームコメディ要素が強いほうが好みだ。


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32.双星の陰陽師 (60点)
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 期待度★★☆☆☆
  4クール目なのでここで完結するのかな?
  繭良ちゃんが白虎を受け継いでスタメン化したら最高なのだが。


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33.けものフレンズ (60点)
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 期待度★☆☆☆☆
  どうぶつたちを擬人化。
  閉園したサファリパークを冒険するみたいな舞台になっていて面白い。
  なんか可愛さの中にも妙に荒廃属性を感じますよね。
  もしかしたら人類が滅んだ後の世界なのかも。

  と思ってwikiみてみたら、原作のスマホゲーがサービス終了していた。
  おーい!怖い話はやめてくれ!


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34.南鎌倉高校女子自転車部 (60点)
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 期待度★☆☆☆☆
  ばくおんは乗り物が違うとはいえ、何本目だよw
  何か俺の知らないところでツーリング流行ってるのかと思わせる。

  それはいいとしても
  なんでまた同じ主演声優を使ったんだろうか。
  「自転車の導入」や「助け合い」を強調する展開を含め、独自性がみえませんなぁ。
  既視感を感じてない人のほうが少ないだろう。

  ちょっと熱い展開とかあれば作品としての差別化を感じれそうなんだが…
  展開的にはお嬢の子が一番熱そうなので期待したいが
  キャラではボーイッシュな子が一番かわいいと思う。


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35.超・少年探偵団NEO (60点)
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 期待度★☆☆☆☆
  5分。
  tricksterともかぶる江戸川乱歩。
  短編なのに要点や法則が見えない。
  江戸川乱歩作品を題材にしたアニメがツボに入ったことがまだない悲劇。


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36.ちるらん にぶんの壱 (60点)
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 期待度☆☆☆☆☆
  新撰組の短編アニメ。
  9割5分くらいはキャストを楽しむものっぽい。
  もともと短編にはそういう性質が少なからずあるものですし。


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37.スピリットパクト (50点)
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 期待度☆☆☆☆☆
  HAO Linerの中華アニメだ。
  相変わらず女キャラとギャグ要素だけは面白く、2話が良くて取捨に困っている。
  また意味もなく完走してしまうかも。

  一人之下はすごく良かったと思ってるので、HAOは続編を作ってくれ。


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--.うらら迷路帖 (2話まで)
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 期待度-----
  J.C.ときらら原作って組み合わせが新鮮ではあったが
  一歩目にキャラの可愛さから入るきらら枠は相性悪いことが多い。

  おそらく2話まででしょう。


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--.スクールガールストライカーズ-Animation Channel- (2話まで)
====================================================
 期待度☆☆☆☆☆
  キャスト切りしてはいかんいかんと思いながら、本当にだるい。
  声優豪華にみえる人は楽しみやすく、そうでない人には単にハードルになってしまってるな。
  
  アニメ的には、学園アニメとバトルアーマー系のアニメを
  1作品の中で2つとも楽しめるような作りになっている不思議な作品。
  アニメーションの良さと相まって中々潜在力を感じる。
  2つの要素も、チームの仲を描くって観点でちゃんと接点を持っているのも良さげ。

  主人公のみ記憶を失っているっていうのはベタではあるが、大穴な展開がなくもない。
  ただ、前述の通りキャストが本当に重いので耐えきれないかもしれない。
  5人とも全員きついし、面白ければ面白いほど苦行になってしまう。

  残念ながら自分は離脱しよう。
  2話までで人の評判動向を見守る程度でいいだろうか。


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--.この素晴らしい世界に祝福を! 2 (1話まで)
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 期待度-----
  こういうパっと見B級な制作スケールのアニメが
  世間的にも評価されるって傾向はすごくいい。応援したい。
  
  が、1期を見て苦痛しかなかった俺には楽しめそうにない。
  完走する皆、健闘を祈るぞ。


====================================================
--.青の祓魔師 京都不浄王編 (1話まで)
====================================================
 期待度-----
  1期3話まで。
  今回も最初だけ覗きに行ったが、俺みたいな視聴者はお呼びじゃないだろう。


====================================================
--.MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang (1話まで)
====================================================
 期待度☆☆☆☆☆
  このジャンル、べつに嫌悪感とかは感じないが
  なんでどれもこれもキャラから入るんだろうなぁ。

  男でもブヒブヒの萌えアニメとかは苦笑いしながら見るわけで
  女子だって別にイケボならなんでもいいわけじゃないと思うんだがw

  まあ、わからん。
  似たような作品を何度も完走してきたが、今回は全体的に我慢がいるアニメが多く
  余力が残りそうにない。


====================================================
--.セイレン (未視聴)
====================================================
 期待度-----
  まさかの未視聴。
  「いや、見ろよ!?」と思わず突っ込まれそうだが
  アマガミすら面白くなかった俺にはムリじゃろうて。
  巷の反応との温度差まで含めてつらい。

  少なくとも佐倉綾音では見る気がしないので、2人目なら覗きに行くかも。


====================================================
--.ナンバカ 第2期 (未視聴)
====================================================
 期待度-----
  2期とは言うけど、放送クールは連続してるような気がする。
  見れてないのでよくわからないが、
  今回もご縁はないかもなぁ。


====================================================
--.昭和元禄落語心中~助六再び篇~(第2期) (未視聴)
====================================================
 期待度-----
  1期の印象は、構成やテーマ性などの手法の面ではレベルが高く
  かといって話の内容やキャラたちが好きになれるかというと、そこは全くさっぱり。
  心情は分かるが感情移入はできないシーンが多かった。

  可能ならば見てみたいと思ってはいるが
  本音をいうと視聴重いわ。


====================================================
--.テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 第2期 (未視聴)
====================================================
 期待度-----
  続編ですし、見送ろうかな。
  この路線だとチェンクロのほうに期待がいってしまう。


====================================================
--.銀魂 新シリーズ (未視聴)
====================================================
 期待度-----
  このタイミングで見始めてもいいかなーとは思うが、
  夕方の時間帯でギリギリを攻めてる姿にこそ華があったと感じなくもない。
  まあ、僕にはそもそも合ってないでしょう。


====================================================
--.弱虫ペダル NEW GENERATION (第3期) (未視聴)
====================================================
 期待度-----
  ようやく待望の第3期が始まりましたが、
  自分は1期10話までで視聴をやめてしまったタイトルなので関係ない。
  年始の一挙放送みようとも思ったが、アレルギーを感じて回避してしまった。

  名作というのはよく存じています。
  しかし、このクールの部分は原作でも評価が分かれる箇所らしい。
  反響だけ気にしておくか。


====================================================
--.SUPER LOVERS 第2期 (未視聴)
====================================================
 期待度-----
  1期は完走しました。
  今回は余力次第か。


====================================================
--.Rewrite(リライト) 2ndシーズン (未視聴)
====================================================
 期待度★☆☆☆☆
  面白くなるとしたら後期の今回だろうね。
  1期をがまんして完走した人なら、ここを取りこぼすのは勿体無い気がするぞ。

  1期の振り返り一挙放送を見ながら寝てしまった俺は
  残念ながらご縁がなかったようだ。
  みんなの「見ててよかった!」宣言を聞かされる側に甘んじる。


====================================================
--.闇芝居 第4期 (未視聴)
====================================================
 期待度-----
  闇芝居をよくしらん人に簡単に説明をすると
  1期以外はうんちです。

  どうも1期が怖すぎて苦情があったみたいな話を聞いたが
  まあ、どんな経緯であれ中途半端な怖さなんて一番リアクションにこまるね。


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--.キラキラ プリキュアアラモード 2月05日(日)
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 期待度★★★☆☆
  どんなにプリキュアに関係ない人も1話くらいは見に行こう。
  まほプリは継続できなかったが、今回もスタートはついていこうとはしてみるぜ。

小林さんちのメイドラゴン 第1話
商業主義化に逆行する挑戦(?)か。
こういうアニメはもう出ないと思っていた。売上ジャンル的な話で。

なかなかの意欲作だぞ。


○京都アニメーション TVアニメ売上一覧
https://www38.atwiki.jp/uri-archive/pages/14.html
(2003夏) *8,917 フルメタル・パニック? ふもっふ
(2005冬) 24,436 AIR
(2005夏) *4,833 フルメタル・パニック ! The Second Raid
(2006冬) 18,170 Kanon
(2006春) 42,525 涼宮ハルヒの憂鬱
(2007春) 29,146 らき☆すた
(2007秋) 24,808 CLANNAD
(2008秋) 19,884 CLANNAD AFTER STORY
(2009冬) **,*** 空を見上げる少女の瞳に映る世界
(2009春) 19,602 涼宮ハルヒの憂鬱 (新アニメーション)
(2009春) 43,883 けいおん!
(2010春) 39,385 けいおん!!
(2011春) *2,765 日常
(2012春) *9,795 氷菓
(2012秋) 15,466 中二病でも恋がしたい!
(2013冬) *3,684 たまこまーけっと
(2013夏) 29,033 Free!
(2013秋) *4,329 境界の彼方
(2014冬) *6,892 中二病でも恋がしたい!戀
(2014夏) 21,610 Free! -Eternal Summer-
(2014秋) *6,225 甘城ブリリアントパーク
(2015春) *7,854 響け!ユーフォニアム
(2016冬) *2,179 無彩限のファントム・ワールド
(2016秋) *5,861 響け!ユーフォニアム2 (1巻/7巻)
(2017冬) --,--- 小林さんちのメイドラゴン
(201*-) --,--- ヴァイオレット・エヴァーガーデン


1話を見ててパっと思ったのは
ジャンル的に売れないパターンのを敢えて作ってきたなってこと。
で、京アニの近年作の売上動向がこれ。


個人的には
Freeあたりから「いろんなジャンルに手を伸ばすようになった」という印象があって
その経験上、ファン層とか物語の構成とかで売れる指標はわかってるんだとは思うが
関係ねえとばかりにやりたいものをぶっこんできたね。

こうしてみると、「フルメタルパニック」や「日常」などは
明らかにジャンルの不利を感じてしまうのだが、おそらく本作も同ジャンル。
この土俵で勝負する、あえての再挑戦。

「おお、やるのか」という意気込みを
1話を見ながら勝手に感じてました。


もちろん、売上と面白さが直結しないのはアニメファンには周知のことで
売れるタイプか否かって話とは別に、面白いアニメは面白い。

今回のはそもそもがそういう話を超えた意欲作ですから、良い作品の誕生を期待してます。




内容的には
メイドとタイトルで謳っていながら「萌え」的な要素が主柱になっておらず、
「居候&異文化ギャップコメディ」の色が強いかというとそうでもなく、
中間くらいをフワフワしている丸い作品。

少なくともKAWAIIで攻める気はないようで
引き合いに出したところでいうと、「フルメタルパニックふもっふ」みたいな見方のほうが
正しい気がする。まあ、監督も同じですし。

千鳥と相良宗介とは違って
なんかどっちもダメそうなところがユルくて面白そう。
ボケとツッコミがはっきり分かれるよりは色んなパターンがあるかなーとか。

小林さんが女の子っていうのも
男女の居候ネタ系は飽和気味なところもあって、そこらをショートカットできるって意味で
なかなか良いんじゃない?


ドラゴンの気苦労も感じられるところまでで1話の引き。
このジャンルがまだ出てくれるってことも含めて、楽しんで見ていきたいと思います。

冬クールの印象でいえば、全体的にこういうアニメが多いような気もする。
感想らしい感想が出るアニメはほとんどなさそうだ。

僕がモンハンライダー信者になってしまったので参考にならないかもしれませんが
田村むっちゃんは今期一番いいんじゃない?
2017年で年間一番面白いアニメ決定
モンスターハンターストーリーズ RIDE ONです。

決定。
おめでとう。
たぶん2017年の残りのアニメは
もう何をやってもムダだと思うっすよ。


もう俺に何を言ってもムダだ。
これは超えれない。


14話の最後は、
深い信頼の中に包まれていたことに気づいたシュヴァルの涙。

リュートの友情とは、
多くを語らず、短絡的な手助けでもなく、もっと基本的なところに根ざした絆。

彼の全ての行動は「絶対に正しい」と思った信念の中にあって、
シュヴァルの意志や存在そのものを丸ごと肯定し信頼しているからこそ、
行動原理の信念の中に友人のシュヴァルの意志も含まれている。

シュヴァルの目線でちゃんと考えられている、とかいうレベルのものではなく
もっとずっと深いところにある絆。

だから、友情なのに全く「熱く」ない。
熱血という切り口から絆を描くつもりがない、というべきか。

すげえわ、このアニメは。
ちょっとレベルが違いすぎる…


次回予告「旅立ちの日」
歴代作品との比較で言ってもカレイドスターやちはやふるあたりと同等の出来。

クールごとのアニメランキングでも、ちょっとこれは別格殿堂入り扱いで別枠勘定するかも。
比較できる次元にはない。

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