響けユーフォニアム第8話
7話のドロっとした空気から、急転直下の回の引きで
突然現れた「今は」お呼びじゃない感のある葉月ちゃん。
彼女のことはともかく、
これにだれかを絡めて進めるものかと思ってたが…

なるほど、そっちからやったのか。
この人は最後にやると思ってた。



Freeや中二病でも恋がしたい、境界の彼方でも感じたけど
2010年以降、京アニは構成力が落ちてるよな。

いきなり違うことをやるのは全然かまわないけど
それが全体の構成の中で活きてないというか
回単体では面白いんだけど、連動性がなくて孤立したまま終わっちゃうみたいな。


けいおんとかは他愛もないコメディ回も
ぜんぶ最後のシーンに向かって同じ方向を向いてたように感じる。
ムギがアンコールをトリガーしたところも、
梓が写真の上に涙を落とした瞬間も、全部の回がその終着点に向かっていた。
そういうのが無いわ。

Freeはテーマは無くはないが、「単体で面白い回」の集合だったように思ったし
中二恋は六花が一歩進んで頑張ることが必要だったのに
結局何を得たのかよくわからないまま終わってしまった。
(フォロー役の森夏やくみんが株あげただけだったとすら思う)
境界の彼方も1回だけブッチギレタ回があったけど、その全体での意味はいまだに分からないw

思えば、10年以降で俺が大好きな「日常」や「たまこまーけっと」などは
言うほど構成力を求められない作品だからなぁ。
近年の京アニの傾向からしたら
そういう「話作り」のジャンルで勝負しないアニメのが俺には向いてることになるのか。



ま、関係ない御託はここまでにして
ユーフォニアムも繊細な構成が要るタイプで、後半絶対難しいからねぇ。
第8話も単体ではぜんぜん悪い回じゃなかったのは確かなんだけど。
細かい表情とかはすごく良かったし、みんな好演だったと思う。
ただ、7話でああしたなら、ここでブヒってる暇ねえんだよ。

内容としては、これもどのみちどっかでやらなきゃいけないことだった。
この二人こんなに話せる仲だったっけ?って思ったけど
各回1回ずつしかみてないから記憶が曖昧なのかも。
久美子が一人で気にしすぎて壁を作ってしまってる関係だと思ってたから
もっとびっくりして気が晴れたみたいな顔すんのかと思ってたら、
案外余裕もって応対してたな。
いや、この応対は今までの伏線からしたら「無い」のかもしれんけど、
いいや細かいことはもう。


「雪女みたいだった」ねえ・・・
おれも及川つららちゃんがいたら山奥までついていくと思うしな。

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