やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第12話
むずい。


これまでずっとラブコメなのかどうかを判定しかねる内容だったが
結衣の「なんかずるい気がするから」のセリフでそこは確定しただろうか。
そういう意味では重要な回だった。

OPで雪乃と結衣が逆向きに歩いて行くところの意味を
できるだけ考えないようにしてたんだが・・・
その終わり方は個人的には避けて欲しかった。

しかし、このアニメは俺の想像をずっと超えたところ、
深いところまで考えこまれてるからな。
最後までみないとその回の意味が判断できないような予測外な回が続いている。
10話のB、そしてこの回も全体的にそうだった。


雪乃が八幡にだけ進路を話した理由は
「信頼ではないもっとひどいもの」「おぞましい何か」らしい。
だとすればそれは何なのだろうか。


それが「恋」なのだとしたら
「私は(今より)前の雪乃ちゃんのほうが好きだな」になるのはなぜなのだろうか。
その「前の雪乃ちゃん」というのは、孤独で武装した雪乃のことだろうか。


葉山、陽乃、母親のあたりのファクターを使って
雪乃のほうが変わっていくところを描こうとしている。
それだけは読解できているのだが。
陽乃は今の彼らをつまらないと言うんだけど、それがなぜなのか。
殻を破る前に、破る殻がなんなのかすらチンパンの俺にはいまいちわかっていない。
孤高を決め込むのをやめないまま人と慣れ合う中途半端さを、陽乃にだけは見抜かれてるのか?
あるいは、恋に向き合わないことを見抜かれているのか。


八幡の側が大きく変わったのは8話だったね。
その後、ソファーに向かって恥ずかしさのあまり悶絶するシーンがあったが
今度は雪乃の番というわけか。
貴女も二人の前でクッソ恥ずかしいセリフ言わなきゃいけねえってことだよ!
悶絶、させてもらおうじゃないの。
やまじょみたいな声を出してもらおうか。



先週は優美子の語りが次回予告だったが、
今週の内容の主軸になるようなものでは全くなかった。

この回が結衣のEDだった意味もよくわかっていない。
暇を聞かれたとき、「考えとく」と返したあたりから
やはり結衣は気遣い魔人な気質があって、それゆえに自分の本心と立ち位置を確定できなかったキャラのはず。
八幡と雪乃をつなぎとめることは出来ても、そこに結衣本人の意思はないのだ。
つまり結衣も進展が必要なキャラだからねえ。

なんというか、自分の悪い性質を打ち破ろうとしてるキャラが二人いるわけで、
EDのバラードと予告の語りどおりにみるなら来週は結衣のほうからなんだけど・・・
(でもタイトルは春と雪だから違うのかぁ・・・?)

もう、これ
わからんな!

この回は難しすぎた。
あとから読み返したときに的外れすぎて恥ずかしくなるくらいの感想かもしれない。


どうでもいいが、一色いろはを「折本より邪魔」と思ってるのは・・・
どうせ俺だけだろうなぁw
嫌いじゃないけど、今のテーマにはもう関係ないから邪魔なんだよ!

いや、今日は「出直してきてください、ごめんなさい」だったな。
二度とするなではなく出直しを求めるほどデレてきたってことか。

うーし、おまえが出直してこい。

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