SHOW BY ROCK第12話-完-
一般論として1クールのアニメは、
テーマ・やりたいことを一つに絞って、そこだけ深く扱うほうが
強い印象を残しやすいもの。


このアニメは
「音楽を通して分かり合える」がテーマだった作品。
そこが最後まで一貫していた点が非常に良かった。

引っ込み思案な子も、込み入った事情のある子も
最後は4人で分かり合えた。
中盤までの土台があってこそ、この最終回だったな。

俺はレトリー厨なので気付かなかったが
敬語キャラのチュチュが最後だけ
「ありがとう、チュチュ」に「うん」と答えるところを
実況民が指摘していて、なるほどと思ったよ。

俺はレトリー厨なので
レトリーがお別れを受け入れてダークモンスターと戦おうとしてるところに
グッと来てたから。
なんというか、シアンが現実世界に帰ることを認めるってことは
レトリーがシアンの全てを理解しようとしてるのと同じだからさ。

「遠く離れても、いつまでも友達だよね!シアン!」←ここがこのアニメのベストシーンな。


第1話のアバンパート、及び初回のみのOP映像を覚えてた人は
現実世界に戻った後のことを予想できてたかもしれない。
これでお別れで現実世界に戻るぞって時、ワクワクしてた。

この辺は、しっかりCパートで回収した。
たぶん、扉の先の部員もピックを持っているはず。
そこの次のシーンが見たかっただけに
あとはわかるな?って終わり方は小癪だがなw



惜しむらくは「青春はNon-Stop」の曲を活かしきれなかったところだろうか。
2話か3話あたりで風呂の鼻歌で使った伏線だったのだが
これは全12話では拾いきれなかった、尺の限界だっただろうか。


「流星ドリームライン」は
グレイトフルロックフェスで新曲を作ろうという話になり
4人が仲直りした合宿で作られた曲だった。

クリティクリスタに勝った回も、この最終回で流れたときにも
第6話の内容が効いていたんだよな。
俺は6話が大好きだったので、このあたりのシーンは熱く見れたんだが・・・

「青春はNon-Stop」もとてもいい曲だったので
そんな風に肉付けしていくシーンがあれば最高だったなぁ。
やはり時間がなかったか。
1年、せめて2クールあれば
いろんな曲に思いを乗せて見ることも出来たかもしれないな。



このタイトルは、元ネタはモバイルかなんかの音ゲー?みたいなやつらしい。
シアンが1話でやってたゲームが現実にもあるってことだろうか?

関連動画を何個かみたけど、いい曲が多いので興味があれば聞いてみよう。

おれは夢幻庵の曲を全部聞いてくるよ。
松井恵理子目当てで。


総じて良作だった。
おつかれさまでした。

なんというか
クール全体を通して、「良作ゾーン」にこういう面白い作品が何本もあると
アニメをみるモチベーションも上がるな。
なぜユーフォニアムはSHOW BY ROCKに抜かれたのか慢心脚本の違いみたいなことを言わなくて済むようにもう片方の音楽アニメも最後マジがんばってほしい

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