アルスラーン戦記第11話、第12話
アルスラーンの父親が諸悪の根源であることを再確認した回。

先代の王とその嫡子を謀殺し、自分が国王になった。
その奸物の皇子が、本作の主人公ということだな。


ここは第8話で捕虜になったアンドラゴラスと仮面の男が対話したときに
ちょっとだけ匂わせていたが
改めて正式に、この物語の舞台設定の確認がなされた形になった。


実際には死んだと思われていた正当の嫡子が生き残っており
これだと、先の会戦で寝返ったカーラーンたちの側に義があることになるのだが・・・


ただ、それと同時に、
アルスラーンが国王の器量を見せ始めているところも11話、12話の主軸になっていて
旅の一行のキャラたちと信頼関係が出来ていくところを描いている。
放浪癖のあるギーヴの変化は象徴的だった。
面白いやつに付いて行くことになったと思っているんだろうな。



ダリューンの「出目を問わず、あなたに仕える」というセリフで第12話は回を引く。
こちらの側にも国を思う信念があるわけだ。
そして次回のタイトルがまた面白そう。

うん、好調だな。
第二クールもとても期待できるアニメだ。
これは名作になるだろう。

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