Charlotte第2話
見る予定はなかったが、
評判がよかったので後学のために2話を視聴。

PAが苦手になるパターンは
キャラの行動源泉とか背景を描くことをしなすぎるから
ってのが多かった。
なんというかPAはなまじクオリティが高いだけに、
話に乗っかれないと、そのクオリティが逆にハナにつく。
一度「茶番」に映るともうイメージは良化しない場合が多い。

しかし、今回の第2話は、
いままでの作品ではすっとばしてた内容を、なんか初めて扱ってた印象でした。

こういう回からスタートすれば良作になったPAアニメっていっぱいあったと思う。



奈緒がターゲットの能力者を追い詰める問答のテンポが特徴的なんだけど…
Bパートまで通してみると
これは能力者を追い詰めているようで、助けていることになるのが分かる。

弓道部の部長は「家計が厳しいから」という理由で悪事を働いていた。
ちょっとした設定だけど、Bの内容に向けてこの辺もよく考えられている。
彼女らが能力者を助けるために摘発しているって構図になってることを
見てる側のこっちが気づけるきっかけになった。
「家計と超能力」で家族が崩壊した奈緒は、彼の言い分を聞いてどう思っただろうか。
ここで摘発しなければ、この部長も兄と同じ悲劇に見舞われるかもしれない、
ということになるわけだ。


キャラがなにをどうしたいと思ってるかわかりやすかったし、
妹のあたりは伏線として早めに設置しているのも好印象。
どうせ五体満足では終わらないだろうが、かわいくないのでどうでもいいな

まあ、褒めているようだけど
やはり根幹的にどうしようもない相性の悪さは見てて感じているけどね。
やっぱここのアニメは大嫌い、
Kawaiiのセンスが俺とは全く相容れない。

だけど、これは少し見てもいいかも
って感じの第2話でした。


佐倉綾音は悪くはないけど、もうひと頑張り期待したいところだなぁ。
キャラ自体が演じるのがむずかしいとこもあるけど。

鬱陶しいキャラを良いイメージへ転化することだけでも難しいのに、
しかも設定が重いので、ただウザかわいい感じでは通用しない。
明るくなりすぎてもダメだろうし。

まあ、この役はだれがやっても難しいと思う。
このジャンルが専門職の内田真礼がやってもできないかもしれない。


佐倉綾音は個人的にはビビッドやじょしらくの頃がピークだと思うけど
(というより用途の問題、無垢で天真爛漫なキャラをやるほうが本来合ってる)
これがよければ見直すことになると思う。
まあ、もともとは結構好きな声優なので、がんばってくれ。

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