六花の勇者第3話
第2話では犬を助けるシーンから登場していることを考えると
フレミーはとても味のあるキャラ。
視聴者から見れば、アドレットとの会話をみても少し寂しさを感じるし
六花殺しをめぐる相互不信は、ただの疑念の交差によるものと分かるのだが。

ナッシェタニアの刃が二人のもとへ飛んできた時
この作品の出来のよさというか、確信・手応えのようなものを感じた。

6人集うはずの勇者が7人いるという設定はそもそも面白いのだが、
敢えて7人揃えてスタートしないところに進行のうまさを感じる。
この時点で既になにか策謀の上に乗ってしまっている節が見えていることになる。
面白くなってきた。

そんな第3話。


砦の兵長との会話からもわかるように、
魔神の側も6人の勇者が現れ自分らを封印しにくることは分かっているようだ。
1話では、氷の聖者が復活に先んじて殺されていることが語られたし、
2話では、前回の大戦では魔国領とやらに到達するまでに六花が一人死亡したことが語られた。

あちらの側にも策謀を使う知恵があるということと、
勇者6人が魔国領を目指す過程からすでに戦いは始まっているということ。

例えば、この回で語られた神殿の結界を発動させる前に砦を陥落させれば
魔神側からすれば
勇者を1人大陸側に置き去りにしたまま本戦に突入できることになるわけだ。

そうならないように、兵長とアドレットが握手をかわしていたが…
現状の味方の状態をみるに、ここの攻防がうまくいくようには見えないな。


この時点ではまだ情報が少なすぎるので予測はできないのだが、
例えば見方の1つとして
白髪の火薬使いが「六花殺し」だと進言しているのはゴルドフだけで、
ゴルドフが味方である保証が今のところない、という考え方もできる。

しかし、今のところ登場している4人は全て六花の紋は作中にはっきり描かれている。
フレミーは手の甲に、ゴルドフは肩に間違いなくあった。


いろいろ考えながらみると面白い作品かもしれないね。
がっこうぐらしの1話で自分の視聴者としての質の低さを嘆いた方は
このアニメを張り付いて見てみるといいかもしれんよ。
終盤すごいことになるかもしれんし、ならんかもしれん。

なぜフレミーの側も、出逢えば戦いになることを知っているのか、
アドレットに自分を殺さないように頼んだか、
一人でも魔神を倒す意志はどこから来ているか、

次回で勇者が終結するらしいが、
今の時点では謎が多いフレミーの描写も気になるところだ。



しかし、刃の聖者のほうは
空中の何もない成分から刀剣を作り出せてるのを考えれば
フレミーも銃弾を取られたくらいで弱るわけないと思うんだがw

牢屋切ったり人参切ったり、今回は刀剣を槍衾のような壁に使っていたし
あっちの聖者だけ便利すぎ。

火薬の聖者も
指先からホーミング弾作るくらいはできねえのかよ。


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