がっこうぐらし!第12話(完)
2015年9月24日 2015年夏アニメ
「この画像の頃のゆきが一番魅力的だった…」
見終わりました。
うーん、まあそうだよなぁ…という感じ。
2~11話が再び「壮大な釣り」になるトンデモラストの可能性が
まだ残っていたようにも思うけど
そうはならずに、あくまで順当に終わった。
第1話を見たときの最初の印象では
これは推理考察・ホラージャンルの作品かと思ったけども
この終わり方なら「そうではなかった」と言っていいだろう。
(最初のゆきの印象とか、一人だけ狂いすぎてて
こいつなら何喋ってても怖い…くらいのインパクトがあったもんだ
「わたしたちはここにいます」のキャッチフレーズにも怖さしかなかった)
結果的には、人間の精神系の作品というか、
記憶障害を使った世界系のトリックや、パンデミックについての追求よりも
その状況下での4人と他みんなの関係性のほうが重視されたように思う。
あくまで、設定を「状況」として使うという感じ。
以前
「この世界に投げ込んでみたいアニメキャラは?」って面白そうな問いをみつけて
おれは「ファイナ」と言ったことがある。
意外だけど、終わってみれば
「無限のリヴァイアス」とかはこの作品とジャンルや状況が近いのかもしれない。
リヴァイアスは、人を絶望の中に長期間投げ込んだらどうなるか、を描いた作品だった。
シリアスさの程度の差はあれど、
極限状態に閉じ込めれた人間の弱さ、空回り、人間関係の虚しい部分と、
逆に切り抜けようとする強さや絆の部分とを描いたという意味で、よく似ている。
この作品の場合、ゆきのような存在がいることが
生活の精神的救いになっていたことは描写を見ても間違いない。
(圭と喧嘩別れしたみーくんとの対比、「先輩はすごいんです」のセリフ等でもわかる
リヴァイアスはまさに本作の「圭とみーくん」を徹底的に描いた作品だったので
そうならずに済んだのはゆきのおかげ、みたいなことは言えるかも)
ゆきが記憶障害・幼児退行から立ち直り、現実を受け入れる過程や
最後に記憶がもどった状態で笑って学校を後にできるとしたら、
一応のまとまりは見せた終わり方だったと思うのだが。
答辞の原稿がまっさらだったところも良いシーンだったと思う。
いや、しかしこうなるのであれば
全体を通して振り返ってみると言いたいことが噴出してる人も多いのでは?w
俺に言わせれば
「1・3・5・8・10・11・12話以外要らない、類を見ない無駄回だらけの作品」
いや、これは
回と内容をソラで言えるくらいよく見てるってことでもあるんだけどw
というのも、
1話みたときの印象、衝撃からすれば
やはり2話以降は間延びしたような回がとても多かった。
それでも1話の手法(幻覚を使ったトリック)的にいって
「定義がはっきりしないまま日常シーンが進行する」ところに
この作品独特の怖さがあり、視聴意欲が生まれる源があったはず。
だからこそ視聴者側もダラりとした回にも付き合ったというか、
すべてのシーンに意味付けを求めるような見方になったが…
結局、定義がはっきりしないかのように見えた世界が、そのまま現実だったのだ。
しかも、これに関しては視聴者が勝手に見所を見誤って舞い上がってる感がまるでない。
深読みを誘導するように細かく作られていた作品だったうえで、という印象。
この部分については欲求不満・消化不良の感は拭えない。
・街ぐるみの実験の様相を見せていたが、黒幕の意図はなんだった?
・緊急避難マニュアルとめぐ姉はどれほど関わっている?
いや、そこはまあ先の話なんだとしたらいいとしても
制服の色がゆきだけ青い理由は結局なんなんだろうか?
これはまじでわからん。
今回、教室の回想でチョーカーの子にほっぺを突かれてたけど、
5話のときと違い制服の色が最初から「緑」だった。
この作品の精度的に考えてもこれが作画ミスってことはありえないよな?
これはゆきが妄想をやめ、現実を受け入れたからこうなったのかもしれないけど、
(もう死んだ人、と現実を認識したうえで過去を思い出している)
それなら本人が「青のまま」なのは一体何故なんだろうか…
いや、そもそもこれ誰から見て「青」に見えてるのだろうか。
りーさんからは「緑」に見えているのが考察でわかっているだけにさっぱりわからない。
もしやこの1~12話ですら誰かの回想で
ゆきは青(死んでいる妄想の存在)であり、その思念が幻覚となって現れて
3人を立ち直らせ卒業まで導いたとでも言うのか…(; ・`д・´)д・´) (`・д´・ ;)
いや、まじわかんねえわ。
教えてくれ五飛。
総じて、
ほとんど毎週即見だった数少ないタイトルなので、
夏アニメの中でも楽しませてくれたほうの部類なんだけど
「たしかに泣けたけど、そうじゃねえんだよ!」感のほうが印象として残った。
5話くらいでどれが現実でどれが非現実かとか考えてた時期が一番楽しかった。
上の妄想予想もそうだけど、こういうのをいくらでも考えれる余地があったところが
この作品の面白さであり、結末が出るまでの時期こそむしろ醍醐味だった。
だからこそフツウに終わったのが、終わってみれば落差になってしまった。
俺がこのハッピーエンドにも関わらず後味の印象が悪いと感じてしまったのは
好きなキャラが結局一人もできなかった点も大きいか…
キャラが好きになれるかは、日常回の内容が好みに合うかが分かれ目だったと思う。
2期があったら、
個人的には見るか悩む…と思います。
太郎丸が生き返ってたけど、
もはやどこともつながらない唐突さだったよ、なんなんだよこれ!w
もう考察する気がないのを感じたし、ここで2期はついていけないのを感じてしまった。
見終わりました。
うーん、まあそうだよなぁ…という感じ。
2~11話が再び「壮大な釣り」になるトンデモラストの可能性が
まだ残っていたようにも思うけど
そうはならずに、あくまで順当に終わった。
第1話を見たときの最初の印象では
これは推理考察・ホラージャンルの作品かと思ったけども
この終わり方なら「そうではなかった」と言っていいだろう。
(最初のゆきの印象とか、一人だけ狂いすぎてて
こいつなら何喋ってても怖い…くらいのインパクトがあったもんだ
「わたしたちはここにいます」のキャッチフレーズにも怖さしかなかった)
結果的には、人間の精神系の作品というか、
記憶障害を使った世界系のトリックや、パンデミックについての追求よりも
その状況下での4人と他みんなの関係性のほうが重視されたように思う。
あくまで、設定を「状況」として使うという感じ。
以前
「この世界に投げ込んでみたいアニメキャラは?」って面白そうな問いをみつけて
おれは「ファイナ」と言ったことがある。
意外だけど、終わってみれば
「無限のリヴァイアス」とかはこの作品とジャンルや状況が近いのかもしれない。
リヴァイアスは、人を絶望の中に長期間投げ込んだらどうなるか、を描いた作品だった。
シリアスさの程度の差はあれど、
極限状態に閉じ込めれた人間の弱さ、空回り、人間関係の虚しい部分と、
逆に切り抜けようとする強さや絆の部分とを描いたという意味で、よく似ている。
この作品の場合、ゆきのような存在がいることが
生活の精神的救いになっていたことは描写を見ても間違いない。
(圭と喧嘩別れしたみーくんとの対比、「先輩はすごいんです」のセリフ等でもわかる
リヴァイアスはまさに本作の「圭とみーくん」を徹底的に描いた作品だったので
そうならずに済んだのはゆきのおかげ、みたいなことは言えるかも)
ゆきが記憶障害・幼児退行から立ち直り、現実を受け入れる過程や
最後に記憶がもどった状態で笑って学校を後にできるとしたら、
一応のまとまりは見せた終わり方だったと思うのだが。
答辞の原稿がまっさらだったところも良いシーンだったと思う。
いや、しかしこうなるのであれば
全体を通して振り返ってみると言いたいことが噴出してる人も多いのでは?w
俺に言わせれば
「1・3・5・8・10・11・12話以外要らない、類を見ない無駄回だらけの作品」
いや、これは
回と内容をソラで言えるくらいよく見てるってことでもあるんだけどw
というのも、
1話みたときの印象、衝撃からすれば
やはり2話以降は間延びしたような回がとても多かった。
それでも1話の手法(幻覚を使ったトリック)的にいって
「定義がはっきりしないまま日常シーンが進行する」ところに
この作品独特の怖さがあり、視聴意欲が生まれる源があったはず。
だからこそ視聴者側もダラりとした回にも付き合ったというか、
すべてのシーンに意味付けを求めるような見方になったが…
結局、定義がはっきりしないかのように見えた世界が、そのまま現実だったのだ。
しかも、これに関しては視聴者が勝手に見所を見誤って舞い上がってる感がまるでない。
深読みを誘導するように細かく作られていた作品だったうえで、という印象。
この部分については欲求不満・消化不良の感は拭えない。
・街ぐるみの実験の様相を見せていたが、黒幕の意図はなんだった?
・緊急避難マニュアルとめぐ姉はどれほど関わっている?
いや、そこはまあ先の話なんだとしたらいいとしても
制服の色がゆきだけ青い理由は結局なんなんだろうか?
これはまじでわからん。
今回、教室の回想でチョーカーの子にほっぺを突かれてたけど、
5話のときと違い制服の色が最初から「緑」だった。
この作品の精度的に考えてもこれが作画ミスってことはありえない
これはゆきが妄想をやめ、現実を受け入れたからこうなったのかもしれないけど、
(もう死んだ人、と現実を認識したうえで過去を思い出している)
それなら本人が「青のまま」なのは一体何故なんだろうか…
いや、そもそもこれ誰から見て「青」に見えてるのだろうか。
りーさんからは「緑」に見えているのが考察でわかっているだけにさっぱりわからない。
もしやこの1~12話ですら誰かの回想で
ゆきは青(死んでいる妄想の存在)であり、その思念が幻覚となって現れて
3人を立ち直らせ卒業まで導いたとでも言うのか…(; ・`д・´)д・´) (`・д´・ ;)
いや、まじわかんねえわ。
教えてくれ五飛。
総じて、
ほとんど毎週即見だった数少ないタイトルなので、
夏アニメの中でも楽しませてくれたほうの部類なんだけど
「たしかに泣けたけど、そうじゃねえんだよ!」感のほうが印象として残った。
5話くらいでどれが現実でどれが非現実かとか考えてた時期が一番楽しかった。
上の妄想予想もそうだけど、こういうのをいくらでも考えれる余地があったところが
この作品の面白さであり、結末が出るまでの時期こそむしろ醍醐味だった。
だからこそフツウに終わったのが、終わってみれば落差になってしまった。
俺がこのハッピーエンドにも関わらず後味の印象が悪いと感じてしまったのは
好きなキャラが結局一人もできなかった点も大きいか…
キャラが好きになれるかは、日常回の内容が好みに合うかが分かれ目だったと思う。
2期があったら、
個人的には見るか悩む…と思います。
太郎丸が生き返ってたけど、
もはやどこともつながらない唐突さだったよ、なんなんだよこれ!w
もう考察する気がないのを感じたし、ここで2期はついていけないのを感じてしまった。
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