甘々と稲妻 第12話(完)
ツムギ親子の描き方は言うことなし。
あとは、ことりちゃんが包丁を握れるようになるか?

11話の文化祭の回でことりにもスポットが当たったこともあり、
そんなことに注目して見ていた最終回でした。


思えば、
花見で泣きながら一人飯してた登場シーンが印象的だった
料亭の娘、飯田ことりちゃん。

テレビ出演で忙しくなった母に対して寂しい気持ちもありながら
ちゃんと親の愛情を感じて感謝している。

作中の「もう1人の我慢する良い子」であり、
もともと3人の食事会も、多忙で最近閉めがちなお店の手伝いができないか、
という動機から始まったものでした。


犬塚親子のお話をやっている間は、
ことりの役割は優しいお姉さん、親子団欒の立会人みたいな感じになるのですが、
彼女の視点からの物語もあるのかなーと感じてただけに
最終回に期待していましたが…




この12話で
ちゃんと触れました。

包丁は握れるようにならなかったけどw
きっと一番最後には、と思わせてくれる終わり方でしたね。



 「親の心子知らず、くらいがちょうどいい。
  あまりに親心を察しすぎて悩ませてもかわいそう。」
とは犬塚パパの弁。

親はそう言うかもしれないけど、ツムギもことりも
ちゃんと親の愛情を感じながら育っていて、微笑ましい親子愛を感じます。

料理をしてみんなで食べるってテーマととてもよく噛んでいて
楽しく作っておいしく食べるって絵の中にも含まれるものがたくさんある。

ことりママ曰く
「おいしいのは愛情がいっぱいつまっているから」

言ってしまえばベタな表現なのかもしれませんが、
結局はこの言葉が全てだと納得できてしまうような優しい作品でした。


個人的には、最後にことりの親子にも触れてくれたことがとても良かったと思います。

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