タイムトラベル少女 第12話(完)
知れば知るほどよく作り込まれていくことがわかっていく、
夏の陰の名作、タイムトラベル少女マリワカ。


ここの〆のシーン、
未来ではタイムマシンは実用化されていて
未来の歴史書が過去の世界へ「導くために飛んで行った」と?

なんちゃって要素に見えたタイムトラベルSFの部分も
科学が世代を受け継ぎながら進化していくこと、現代だってその途上にあるんだ
っていうことを示すファクターになってたんですね。

なんやこれ、面白すぎるんだけど。


パパと御影様との因縁(笑)も、過去の時代でようやく決着。

「科学者は悦に浸っているだけ、ビジネスに転用できる人間がいてこそ活きる」
という御影の言い分も正しい部分もあるんだと思いますが…

これに対するマリちゃんの答えこそが、この作品のすべてだったんじゃないかな。



このアニメがどう良かったのか
見てない人に伝えるのは中々むずかしいのですが・・・w

だれかが仮説をたて、その何十年後かに別の人がそれを否定したり実証したりして
世代を超えながら受け継がれていき、徐々に理論が完成していく科学史の面白さ。

その一連の流れに着目し、面白さを僕らに伝えてくれてるのがこの作品なのかなと思います。
あんまり面白いので興味もってwikiとか見てみると、
そこでまた本編がよく作り込まれてることに気づいていくっていう、この感覚の楽しさw

1話にしてこんな解説動画があがってるあたり、アニメを見る目がある人は気づきが早い!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29239723



まあ、細かいことはいいや。
朝アニメなので誰もが観てるようなタイトルではないと思うけども
「マリワカは名作だったらしい」くらいに心に留めておいてください。


夏アニメは「知る人ぞ知る名作アニメ」がかなり多かった。
今回のマイランキングもカオス待ったなし。

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