2017年パック混合ドラフト
2017年パック混合ドラフト
2017年パック混合ドラフト
2015年版
http://mushagundam.diarynote.jp/201601020407076336/

2016年版
http://mushagundam.diarynote.jp/201701032350017196/


恒例になっている年末年越し混合ドラフト。

イクサランではクソデッキを量産する男も、
混合ドラフトだけは、運がいいのか、あふれるセンスがそうさせるのか
毎年クソ強いデッキを組み上げる。

それが、ガンダムという者。






今年はなんと1番テーブルを引き、最初にパックを選択できる優位を得る。

今回の使用パックの範囲は
「旧イニストラード」以降 + スペシャル枠 + コールドスナップ。
 http://kenken.diarynote.jp/201712291517507144/

単純な良初手率では「テーロス」「運命再編」が有能だが
ここは1番卓の優位を活かしそれよりもアベレージの高い「アイコニックマスターズ」を選んだぞ。

ということで今年の開封パックは
「アイコニックマスターズ」「オリジン」「闇の隆盛」に決定。





以下が、使用パックとピック譜。
画像が完成デッキ→
●イクサランブロック
  3-2 セイレーンの見張り番(イクサラン)

●アモンケットブロック
  3-7 戦炎の投槍手(アモンケット)
  2-7 -特になし-(破滅の刻)

●カラデシュブロック
  1-4 天才の片鱗(カラデシュ)
  3-6 金線這行機(霊気紛争)

●イニストラードを覆う影ブロック
  2-2 収穫の手(イニストラードを覆う影)
  2-8 -特になし-(異界月)

●戦乱のゼンディカーブロック
  3-4 沿岸の発見(戦乱のゼンディカー)
  3-11 沸き立つ大地(戦乱のゼンディカー)
  3-3 燃え殻の痩せ地(ゲートウォッチの誓い)

●タルキールブロック
  1-6 クルーマの盟属(タルキール覇王譚)
  1-8 英雄の刃(運命再編)
  1-2 湿地の大男(タルキール龍紀伝)

●テーロスブロック
  1-3 死の国からの救出(テーロス)
  2-6 予言(神々の軍勢)
  3-8 稲妻の謎(ニクスへの旅)

●ラヴニカへの回帰ブロック
  1-7 虚無使い(ラヴニカへの回帰)
  2-4 欄干のスパイ(ギルド門侵犯)
  2-5 -特になし- (オルゾフの導き石)(ドラゴンの迷路)

●イニストラードブロック
  1-5 電位式巨大戦車(イニストラード)
  3-1 血の抗争(闇の隆盛)
  3-9 死せざる邪悪(闇の隆盛)
  2-3 血のやりとり(アヴァシンの帰還)

●基本セット
  2-1 進化する未開地(オリジン)
  2-9 隠棲した工匠(オリジン)

●スペシャル
  1-1 マルフェゴール(アイコニックマスターズ)
  1-9 涙の川(アイコニックマスターズ)

●在庫処理
  3-5 テヴェシュ・ザットの信奉者(コールドスナップ)





最初に開封したアイコニックマスターズの選択肢がすさまじく、
「マルフェゴール」「稲妻のらせん」「電解」「ダークウッドのベイロス」
など、強いカードが並ぶ、開封者損の良パック。さすがはスペシャル枠。


【1順目】
4手目に「天才の片鱗」をピックして、マルフェゴールからでも3色に広げたのが好手。
混合ドラフトはテンポより弾数勝負であり、ドローが強く、例年青以外が3-0していない。

そして9手目、見えていた「涙の川」が帰ってきて青マナを確保し
成功ドラフトのオーラを早くも感じさせる

1順目は「死の国からの救出」を早めに取っていることもうれしく、
あとはスペルだけ取っていけば、マルフェゴールの勝ち筋をあてにして進行できるな。



【2順目】
オリジン開封、「つむじ風のならず者」(4マナ2/2、飛行機械2体) が喉から手がでるほど欲しいものの、
2-1「進化する未開地」という大人チョイスでマナ基盤を安定させ、
2-9「隠棲した工匠」と、実も拾うことができた。

2順目は「予言」などの強いカードを手に入れ、青黒+赤の形に変化させる。



【3順目】
色の合った「地獄乗り」を剥ぐが、名将ガンダムはこれをスルー
数段格落ちするものの「血の抗争」をピックした。
たしかクソ弱い除去だったと記憶しつつも、地獄乗りはデッキに全く必要ない。
まさに名将の決断・・・

残りの3順目の手順では
「沿岸の発見」「戦炎の投槍手」など、当然取るカードたちの他に
3-6「金線這行機」が隠棲した工匠のアーティファクト換算になりデッキにも合っていて渋い。



【デッキ構築】
出来上がったデッキが画像のとおり。
混合ドラフトはアド重視、マナカーブ軽視とは言ったが
クリーチャー12のうち2マナ0枚、3マナ2枚という狂気のデッキとなってしまったw
(というか、あと1~2枚、無能力の低マナは取ってはいたが全て抜いた)

しかし考えてもみろ。
2/2、3/2あたりを一方的に展開されたところで
付いてるキーワード能力やギミックは活きないバニラばかりなんだから
そんなやつらに20点も削られるわけはないのである。

お互いデッキが弱いのだから、デッキの体裁などにこだわる必要はない!(ダダンッ



デッキ的には「血のやりとり」がキーカードで、
これを引いてテンポ面の不安さえなくなれば、後半は盤石に勝ち切る陣営。

1マナで不死を与える「死せざる邪悪」
5/3と4/6の変異に打つと強く、「テヴェシュ・ザットの信奉者」の-6/-6能力を2発打てて
CIP火力「戦炎の投槍手」「隠棲した工匠」、CIPバウンサーである「虚無使い」とも相性よし。

同じことが「死の国からの救出」によるリアニメイトでも可能だ。


もちろん、ただドロー呪文を打って土地を確保し、
6ターン目にマルフェゴールを出すだけでも簡単に勝利できる。


めちゃくちゃに強い上に、回してて面白そうなデッキが出来上がったぞ。




【結果】
1回戦で「タジュールの戦呼び」に押し込まれて敗北。
進化を持つ「実験体」などが入ったテンポ&サイズを両立するデッキで
フェリダーの君主やマルフェゴールが入り交じる激戦になったが、最後は敗れた。

というか「タジュールの戦呼び」がスペルコントロールに刺さる刺さる。
面白いくらいに強すぎたw
除去コンであっても相手のクリーチャーをぜんぶを処理するわけじゃないからなあ。


その後は危なげなく、
×◯◯の2勝1敗。



デッキ使用感としては、
相手が1~3ターン目まで強い動きをしてこなければ9割がたその時点で勝てる、
というくらいの後半の手応えが良いデッキだった。

初戦で敗れるという去年と同じ結果となり、もったいなかったのう。





【今回の教訓】

・装備は「英雄の刃」のような装備コストが4くらいのデカ装備のほうが強い
 混合ドラフトでは、通常では非現実的な装備ほど強いのだ。

青が強い
 青が強いのは、
 (所持レアの爆弾度合いの差以外の部分では)勝負がリソース・有効カードの弾数での
 決着になりやすいから。
 とにかくドローが強い。大幅に点数を上げて取るべし。
 「予言」「天才の片鱗」などは最強のカードだったし、
 「沿岸の発見」に至っては全プールのアンコモンの中で一番強いかもしれない。

「進化する未開地」がどのセットに入っているか、リストアップすべき。
 混合における2色ドラフト進行は
 「色があっていてマナレシオがいいから取る」という、作業ピック&最弱ピックに陥りやすい。
 基本は3色以上で受けを広く進行すべきだから、
 「進化する未開地」はだいたい初手であったら取ったほうがよい。

 要するに、パックのアベレージは低評価だが、「進化する未開地」が収録されているセット
 というのが、自分で剥ぐパックとして整合性を持って強いのかもしれない。
 (今回、俺はオリジンのようなアベが強いパックから「進化する未開地」を拾ったのはもったいなかった。
  結果的に、そのチョイスのせいで「つむじ風のならず者」は他の人のものになってしまった。
  未開地を他のザコパックから初手でとり、オリジンからつむじ風を拾うのが、理想的うまいチョイス)
 

 ちなみに、今年も青のデッキが3-0しました。
 ここ3年の優勝デッキは「青赤」「青赤黒」「青赤」です。

 毎年使用パックがスライドするので、流動はするものの
 混合ドラフトのおおざっぱな色の強さでいうと
 青>赤>黒>緑>白、という感じかなぁ・・・
 
 来年の参考までに、今の所感をメモしておこうか。






コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索