2017年パック混合ドラフト
2018年1月2日 MTG(オワコン)
2015年版
http://mushagundam.diarynote.jp/201601020407076336/
2016年版
http://mushagundam.diarynote.jp/201701032350017196/
恒例になっている年末年越し混合ドラフト。
イクサランではクソデッキを量産する男も、
混合ドラフトだけは、運がいいのか、あふれるセンスがそうさせるのか、
毎年クソ強いデッキを組み上げる。
それが、ガンダムという者。
今年はなんと1番テーブルを引き、最初にパックを選択できる優位を得る。
今回の使用パックの範囲は
「旧イニストラード」以降 + スペシャル枠 + コールドスナップ。
http://kenken.diarynote.jp/201712291517507144/
単純な良初手率では「テーロス」「運命再編」が有能だが
ここは1番卓の優位を活かしそれよりもアベレージの高い「アイコニックマスターズ」を選んだぞ。
ということで今年の開封パックは
「アイコニックマスターズ」「オリジン」「闇の隆盛」に決定。
以下が、使用パックとピック譜。
画像が完成デッキ→
最初に開封したアイコニックマスターズの選択肢がすさまじく、
「マルフェゴール」「稲妻のらせん」「電解」「ダークウッドのベイロス」
など、強いカードが並ぶ、開封者損の良パック。さすがはスペシャル枠。
【1順目】
4手目に「天才の片鱗」をピックして、マルフェゴールからでも3色に広げたのが好手。
混合ドラフトはテンポより弾数勝負であり、ドローが強く、例年青以外が3-0していない。
そして9手目、見えていた「涙の川」が帰ってきて青マナを確保し
成功ドラフトのオーラを早くも感じさせる。
1順目は「死の国からの救出」を早めに取っていることもうれしく、
あとはスペルだけ取っていけば、マルフェゴールの勝ち筋をあてにして進行できるな。
【2順目】
オリジン開封、「つむじ風のならず者」(4マナ2/2、飛行機械2体) が喉から手がでるほど欲しいものの、
2-1「進化する未開地」という大人チョイスでマナ基盤を安定させ、
2-9「隠棲した工匠」と、実も拾うことができた。
2順目は「予言」などの強いカードを手に入れ、青黒+赤の形に変化させる。
【3順目】
色の合った「地獄乗り」を剥ぐが、名将ガンダムはこれをスルー。
数段格落ちするものの「血の抗争」をピックした。
たしかクソ弱い除去だったと記憶しつつも、地獄乗りはデッキに全く必要ない。
まさに名将の決断・・・
残りの3順目の手順では
「沿岸の発見」「戦炎の投槍手」など、当然取るカードたちの他に
3-6「金線這行機」が隠棲した工匠のアーティファクト換算になりデッキにも合っていて渋い。
【デッキ構築】
出来上がったデッキが画像のとおり。
混合ドラフトはアド重視、マナカーブ軽視とは言ったが
クリーチャー12のうち2マナ0枚、3マナ2枚という狂気のデッキとなってしまったw
(というか、あと1~2枚、無能力の低マナは取ってはいたが全て抜いた)
しかし考えてもみろ。
2/2、3/2あたりを一方的に展開されたところで
付いてるキーワード能力やギミックは活きないバニラばかりなんだから
そんなやつらに20点も削られるわけはないのである。
お互いデッキが弱いのだから、デッキの体裁などにこだわる必要はない!(ダダンッ
デッキ的には「血のやりとり」がキーカードで、
これを引いてテンポ面の不安さえなくなれば、後半は盤石に勝ち切る陣営。
1マナで不死を与える「死せざる邪悪」は
5/3と4/6の変異に打つと強く、「テヴェシュ・ザットの信奉者」の-6/-6能力を2発打てて
CIP火力「戦炎の投槍手」「隠棲した工匠」、CIPバウンサーである「虚無使い」とも相性よし。
同じことが「死の国からの救出」によるリアニメイトでも可能だ。
もちろん、ただドロー呪文を打って土地を確保し、
6ターン目にマルフェゴールを出すだけでも簡単に勝利できる。
めちゃくちゃに強い上に、回してて面白そうなデッキが出来上がったぞ。
【結果】
1回戦で「タジュールの戦呼び」に押し込まれて敗北。
進化を持つ「実験体」などが入ったテンポ&サイズを両立するデッキで
フェリダーの君主やマルフェゴールが入り交じる激戦になったが、最後は敗れた。
というか「タジュールの戦呼び」がスペルコントロールに刺さる刺さる。
面白いくらいに強すぎたw
除去コンであっても相手のクリーチャーをぜんぶを処理するわけじゃないからなあ。
その後は危なげなく、
×◯◯の2勝1敗。
デッキ使用感としては、
相手が1~3ターン目まで強い動きをしてこなければ9割がたその時点で勝てる、
というくらいの後半の手応えが良いデッキだった。
初戦で敗れるという去年と同じ結果となり、もったいなかったのう。
【今回の教訓】
・装備は「英雄の刃」のような装備コストが4くらいのデカ装備のほうが強い。
混合ドラフトでは、通常では非現実的な装備ほど強いのだ。
・青が強い。
青が強いのは、
(所持レアの爆弾度合いの差以外の部分では)勝負がリソース・有効カードの弾数での
決着になりやすいから。
とにかくドローが強い。大幅に点数を上げて取るべし。
「予言」「天才の片鱗」などは最強のカードだったし、
「沿岸の発見」に至っては全プールのアンコモンの中で一番強いかもしれない。
・「進化する未開地」がどのセットに入っているか、リストアップすべき。
混合における2色ドラフト進行は
「色があっていてマナレシオがいいから取る」という、作業ピック&最弱ピックに陥りやすい。
基本は3色以上で受けを広く進行すべきだから、
「進化する未開地」はだいたい初手であったら取ったほうがよい。
要するに、パックのアベレージは低評価だが、「進化する未開地」が収録されているセット
というのが、自分で剥ぐパックとして整合性を持って強いのかもしれない。
(今回、俺はオリジンのようなアベが強いパックから「進化する未開地」を拾ったのはもったいなかった。
結果的に、そのチョイスのせいで「つむじ風のならず者」は他の人のものになってしまった。
未開地を他のザコパックから初手でとり、オリジンからつむじ風を拾うのが、理想的うまいチョイス)
ちなみに、今年も青のデッキが3-0しました。
ここ3年の優勝デッキは「青赤」「青赤黒」「青赤」です。
毎年使用パックがスライドするので、流動はするものの
混合ドラフトのおおざっぱな色の強さでいうと
青>赤>黒>緑>白、という感じかなぁ・・・
来年の参考までに、今の所感をメモしておこうか。
http://mushagundam.diarynote.jp/201601020407076336/
2016年版
http://mushagundam.diarynote.jp/201701032350017196/
恒例になっている年末年越し混合ドラフト。
イクサランではクソデッキを量産する男も、
混合ドラフトだけは、運がいいのか、あふれるセンスがそうさせるのか、
毎年クソ強いデッキを組み上げる。
それが、ガンダムという者。
今年はなんと1番テーブルを引き、最初にパックを選択できる優位を得る。
今回の使用パックの範囲は
「旧イニストラード」以降 + スペシャル枠 + コールドスナップ。
http://kenken.diarynote.jp/201712291517507144/
単純な良初手率では「テーロス」「運命再編」が有能だが
ここは1番卓の優位を活かしそれよりもアベレージの高い「アイコニックマスターズ」を選んだぞ。
ということで今年の開封パックは
「アイコニックマスターズ」「オリジン」「闇の隆盛」に決定。
以下が、使用パックとピック譜。
画像が完成デッキ→
●イクサランブロック
3-2 セイレーンの見張り番(イクサラン)
●アモンケットブロック
3-7 戦炎の投槍手(アモンケット)
2-7 -特になし-(破滅の刻)
●カラデシュブロック
1-4 天才の片鱗(カラデシュ)
3-6 金線這行機(霊気紛争)
●イニストラードを覆う影ブロック
2-2 収穫の手(イニストラードを覆う影)
2-8 -特になし-(異界月)
●戦乱のゼンディカーブロック
3-4 沿岸の発見(戦乱のゼンディカー)
3-11 沸き立つ大地(戦乱のゼンディカー)
3-3 燃え殻の痩せ地(ゲートウォッチの誓い)
●タルキールブロック
1-6 クルーマの盟属(タルキール覇王譚)
1-8 英雄の刃(運命再編)
1-2 湿地の大男(タルキール龍紀伝)
●テーロスブロック
1-3 死の国からの救出(テーロス)
2-6 予言(神々の軍勢)
3-8 稲妻の謎(ニクスへの旅)
●ラヴニカへの回帰ブロック
1-7 虚無使い(ラヴニカへの回帰)
2-4 欄干のスパイ(ギルド門侵犯)
2-5 -特になし- (オルゾフの導き石)(ドラゴンの迷路)
●イニストラードブロック
1-5 電位式巨大戦車(イニストラード)
3-1 血の抗争(闇の隆盛)
3-9 死せざる邪悪(闇の隆盛)
2-3 血のやりとり(アヴァシンの帰還)
●基本セット
2-1 進化する未開地(オリジン)
2-9 隠棲した工匠(オリジン)
●スペシャル
1-1 マルフェゴール(アイコニックマスターズ)
1-9 涙の川(アイコニックマスターズ)
●在庫処理
3-5 テヴェシュ・ザットの信奉者(コールドスナップ)
最初に開封したアイコニックマスターズの選択肢がすさまじく、
「マルフェゴール」「稲妻のらせん」「電解」「ダークウッドのベイロス」
など、強いカードが並ぶ、開封者損の良パック。さすがはスペシャル枠。
【1順目】
4手目に「天才の片鱗」をピックして、マルフェゴールからでも3色に広げたのが好手。
混合ドラフトはテンポより弾数勝負であり、ドローが強く、例年青以外が3-0していない。
そして9手目、見えていた「涙の川」が帰ってきて青マナを確保し
成功ドラフトのオーラを早くも感じさせる。
1順目は「死の国からの救出」を早めに取っていることもうれしく、
あとはスペルだけ取っていけば、マルフェゴールの勝ち筋をあてにして進行できるな。
【2順目】
オリジン開封、「つむじ風のならず者」(4マナ2/2、飛行機械2体) が喉から手がでるほど欲しいものの、
2-1「進化する未開地」という大人チョイスでマナ基盤を安定させ、
2-9「隠棲した工匠」と、実も拾うことができた。
2順目は「予言」などの強いカードを手に入れ、青黒+赤の形に変化させる。
【3順目】
色の合った「地獄乗り」を剥ぐが、名将ガンダムはこれをスルー。
数段格落ちするものの「血の抗争」をピックした。
たしかクソ弱い除去だったと記憶しつつも、地獄乗りはデッキに全く必要ない。
まさに名将の決断・・・
残りの3順目の手順では
「沿岸の発見」「戦炎の投槍手」など、当然取るカードたちの他に
3-6「金線這行機」が隠棲した工匠のアーティファクト換算になりデッキにも合っていて渋い。
【デッキ構築】
出来上がったデッキが画像のとおり。
混合ドラフトはアド重視、マナカーブ軽視とは言ったが
クリーチャー12のうち2マナ0枚、3マナ2枚という狂気のデッキとなってしまったw
(というか、あと1~2枚、無能力の低マナは取ってはいたが全て抜いた)
しかし考えてもみろ。
2/2、3/2あたりを一方的に展開されたところで
付いてるキーワード能力やギミックは活きないバニラばかりなんだから
そんなやつらに20点も削られるわけはないのである。
お互いデッキが弱いのだから、デッキの体裁などにこだわる必要はない!(ダダンッ
デッキ的には「血のやりとり」がキーカードで、
これを引いてテンポ面の不安さえなくなれば、後半は盤石に勝ち切る陣営。
1マナで不死を与える「死せざる邪悪」は
5/3と4/6の変異に打つと強く、「テヴェシュ・ザットの信奉者」の-6/-6能力を2発打てて
CIP火力「戦炎の投槍手」「隠棲した工匠」、CIPバウンサーである「虚無使い」とも相性よし。
同じことが「死の国からの救出」によるリアニメイトでも可能だ。
もちろん、ただドロー呪文を打って土地を確保し、
6ターン目にマルフェゴールを出すだけでも簡単に勝利できる。
めちゃくちゃに強い上に、回してて面白そうなデッキが出来上がったぞ。
【結果】
1回戦で「タジュールの戦呼び」に押し込まれて敗北。
進化を持つ「実験体」などが入ったテンポ&サイズを両立するデッキで
フェリダーの君主やマルフェゴールが入り交じる激戦になったが、最後は敗れた。
というか「タジュールの戦呼び」がスペルコントロールに刺さる刺さる。
面白いくらいに強すぎたw
除去コンであっても相手のクリーチャーをぜんぶを処理するわけじゃないからなあ。
その後は危なげなく、
×◯◯の2勝1敗。
デッキ使用感としては、
相手が1~3ターン目まで強い動きをしてこなければ9割がたその時点で勝てる、
というくらいの後半の手応えが良いデッキだった。
初戦で敗れるという去年と同じ結果となり、もったいなかったのう。
【今回の教訓】
・装備は「英雄の刃」のような装備コストが4くらいのデカ装備のほうが強い。
混合ドラフトでは、通常では非現実的な装備ほど強いのだ。
・青が強い。
青が強いのは、
(所持レアの爆弾度合いの差以外の部分では)勝負がリソース・有効カードの弾数での
決着になりやすいから。
とにかくドローが強い。大幅に点数を上げて取るべし。
「予言」「天才の片鱗」などは最強のカードだったし、
「沿岸の発見」に至っては全プールのアンコモンの中で一番強いかもしれない。
・「進化する未開地」がどのセットに入っているか、リストアップすべき。
混合における2色ドラフト進行は
「色があっていてマナレシオがいいから取る」という、作業ピック&最弱ピックに陥りやすい。
基本は3色以上で受けを広く進行すべきだから、
「進化する未開地」はだいたい初手であったら取ったほうがよい。
要するに、パックのアベレージは低評価だが、「進化する未開地」が収録されているセット
というのが、自分で剥ぐパックとして整合性を持って強いのかもしれない。
(今回、俺はオリジンのようなアベが強いパックから「進化する未開地」を拾ったのはもったいなかった。
結果的に、そのチョイスのせいで「つむじ風のならず者」は他の人のものになってしまった。
未開地を他のザコパックから初手でとり、オリジンからつむじ風を拾うのが、理想的うまいチョイス)
ちなみに、今年も青のデッキが3-0しました。
ここ3年の優勝デッキは「青赤」「青赤黒」「青赤」です。
毎年使用パックがスライドするので、流動はするものの
混合ドラフトのおおざっぱな色の強さでいうと
青>赤>黒>緑>白、という感じかなぁ・・・
来年の参考までに、今の所感をメモしておこうか。
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