狂乱のクソレアセット 破滅2アモンケット1へ再訪
2018年7月2日 MTG(オワコン)3-3(-450) 青・黒 サイクリング(ケフネト最後の言葉)
7-1(+200) 白・緑 永遠・壁砂漠(選定された行進、啓示の刻、ネコ君主、不屈のエイヴン3)
6-3(+100) 青・白+黒 飛行(糾弾の天使、啓示の刻、テムメト、スカラベの神)
6-3(+100) 白・緑+赤黒 壁砂漠・ランプ(圧倒的輝き、木端/微塵、優雅な典雅者、ラムナプの採掘者)
6-3(+100) 青・緑+白 緑多色(川ヤツガシラ2、ネコ君主、象形を守る者)
5-3(-100) 赤・黒 ミノタウロス(ロードネヘブ、永遠衆ネヘブ、4/2赤黒ミノ2
戦闘の祝賀者、夢盗人)
2-3(-550) 白・赤+黒 果敢(威厳あるカラカル)
4-3(-300) 白・赤 砂漠(砂かけ獣)
6-3(+100) 緑・黒 砂漠(王神の贈り物、ラムナプのハイドラ)
2-3(-550) 白・赤 督励・果敢(火付け射手3)
7-2(+200) 青・緑+赤 緑多色・ランプ(イナゴの神、アネシ、焼け付く双陽、オアシスの祭儀師1)
-1150 / 11回
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敗因リスト
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・スカラベの神
・バントゥ最後の算段+破壊不能4/4天使
・蝗の神→ニコル・ボーラス
・(土地事故)
・王神の贈り物
・蝗の神
・ケフネト→啓示の刻
・(土地事故)
・糾弾の天使(4)→栄光をもたらすもの(5)
・ロナス
・ケフネト最後の言葉
・霰炎の責め苦X=8
・蝗の神
・糾弾の天使(4)→威厳ある万卒隊長(5)
( ^ω^)…
これが破滅2アモンケットの日常。
イナゴの神に負けすぎ。
まあ、自分が勝つときの勝ち方も似たようなものなんだがな。
これだけ聞くと、なんちゅうセットだよって話ではあります。
以前に参加したときの雑感のとおり、クソレアセットなのは相変わらずではありますが、
やっていくと再評価が進む。なかなかおもしろいセットだ。
壁砂漠でぺちぺち削り切る試合、督励のコンボがどうしようもなく負ける試合、
除去と飛行で盤面負けする試合など、まっとうな勝負も十分堪能できる。
まっとうな勝負中にクソレアの横槍が多すぎる、というだけのようだな!
アミュレットで関係ない土地をサーチされたら負けを覚悟する。
これが破滅の刻の醍醐味というもの。
これは一敗もしてはいけないデッキを目指すクイックドラフトの特性上言えることかもしれないが
有効ドローが多い側が単調に勝つドミナリア、初手7枚勝負のイクサランの相克に比べれば
極めて運要素が低いセットのように思うぞ。
ドミナリアの土地引くたびに感じる不快感、
イクサランの「Opponent Goes First」からのブタハンドの不快感。
そのあたりは一敗もしないというのがいかに難しいかということでもあるのだけど、
一回の運で終わるアリーナの事情を考えれば、破滅の刻のなんと健全なことか。
盤面に作れるシステムがなかなか強力なために、
ある程度、盤面で上手を取れている場合は、その余力の幅からドローの質に一喜一憂する必要はない。
一方で、後手を踏んでいるときは自分がレアで逆転を狙う立場で耐え勝負を考えることになる。
システム・シナジーが強く、しかしレアを使えば逆転を狙えるというバランス。
このセットは一番おもしろいかもしれない。
報酬効率が高いのも加点要素だぞ。
以下が今回の雑感だ。
・相手の挙動が明らかにおかしいときは「破滅の刻」「啓示の刻」「バントゥ最後の算段」だろうと疑う。
展開ゆるく手札が残っているときほど危ない、イキがってオールインしてはいけないぞ。
打たせるように誘導して勝ったときのしてやったり感、ぜひ体感してくれ。
(永遠を持っているクリーチャーはここでも積極的に出しに行けるため、
スーパークソレアセットでは優秀だ!)
・スカラベの神は飛行の札数いかんによっては押し切れるが、空も止まるイナゴの神は即オワリ。
アリーナの性質上「穿刺の一撃」は点数を上げて取るものの、ロナスやケフネトには効かないというクソセット。「排斥」はラージのアンコモンで希少品。
まあ、逆に自分が使う場合はそれだけ簡単に勝てるということでもある。
・緑のアーティファクト破壊サイクリング、白の解呪サイクリング。
いずれもメインボード推奨だ。
これは「スカラベの責め苦」がAI採点で安いため、黒のデッキが頻繁に貼っつけてくるためだ。
また、スモールの通常レア枠に王神や鏡があるため。サイクリングで切るのもギリギリまで粘るべし。
・AI事情でいえば、最近は青赤果敢がやや枯れ気味だ。(できるときはできそうな流れもある)
相変わらず白は点数が低いまま。
「尽きぬ希望のエイヴン」はアーキによらず強いカードなので、まとめて2~3枚タッチする勢いでバンバンとるべし。
一方で、アーキ依存カードは札自体は強いが、失敗デッキの原因にもなりえる。
できれば白・青or赤を目指し、緑は単調なデカブツからは入らないようにしたいのう。
・ピックをしくじったときはハンデスを集めるべし。
対戦相手の手札はだいたい最強だ。
「荷降ろし」「心臓露呈」というザコデッキの救世主たち。
・初歩かもしれないが「廃墟ネズミ」の墓地掃除効果は、今相打ちした永遠クリーチャーも追放する。
同じことが「超常的耐久力」での復帰妨害でも成立する。
それがしのラムナプのハイドラが6/4トランプル警戒到達になってネズミに突っ込んで追放された。
・「羊頭スフィンクスの君主、アネシ」の嘘か真か効果。上段下段に2つ「Choose」ボタンがあるのを
選ぶUIだが、タイムゲージが下段の「Choose」ボタンにかぶっていて見えにくいというクソ仕様。
(見えないので、表示領域をカチカチと選んだ気になり、上段の「Choose」ボタンを押して
「主張」を墓地に落とし、敗北した。)
・「熱烈の苦悶術師」は砂かけ獣より強い。なんやこいつは。
果敢・督励・サイクリング誘発など
キーワードシナジーが強くデザインされていた頃のドラフトという感じだ。
最近のオトナ調整されたセットに欠けているのは、この爽快感ですなあ。
ドミナリア3もよくできてはいるがね。
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