蜂デッキに森の女人像を入れる理由
前の環境からグルールやジャンドをよく使っていたけど
俺の理解では
「森の女人像はコントロール相手に4枚全部抜くこと。」
が正しいサイドボードと思っていた。
黒単相手でも、ジャンドコントロール相手でも、エスパーであっても
テンポよりリソース勝負になるマッチでは全部抜いたほうが感触が良かった。

まあ前環境のことなので、その真偽は今はどうでもいい。
デッキよって違う話だし、たぶん当時であっても意見の割れるところだと思う。
ただ今回の考え方はその延長になる。

今のコントロールなどは
前環境よりもリソース管理が厳しいデッキになっている。
基本はカウンター、ハンデス、破滅やリングなどのピン除去で
とにかく1対1交換をして弱い序盤を捌いていき、
「対立の終結」「時を超えた探索」「ジェイスの創意」のようなパワーカードで
リソース勝負に持っていくのがデッキの動きだ。
ただ今のプールでは青側にリソースの余白がないので、
こちらはタイムリミット関係なく要対処カードの総数を増やして投入していくことが勝ちにつながる。
相手からすれば
森の女人像は交換対処のプラン上で土俵が全く違うカードであり
出されて非常に楽なカードには違いないのだ。
たとえそれが2ターン目であっても。

タルキールゲームデーを勝った赤緑ホーネットでも
ジェスカイコントロールに述べ3回もあたったのだが
実は森の女人像を抜くことができなかった。

当時のデッキリストでのサイドボーディングは
<OUT>13
3*神々の憤怒
3*セテッサ式戦術
4*スズメバチの巣
3*稲妻の一撃

<IN>13
4*ゴブリンの熟練扇動者
1*歓楽者ゼナゴス
1*紅蓮の達人、チャンドラ
1*世界を目覚めさせるもの、ニッサ
2*起源のハイドラ
2*自然に帰れ
2*高木の巨人


森の女人像に手を出す余裕がないほどの大量サイドアウト。
結局、ハチの巣と神々の憤怒をメインで使い続ける限り
当たったときにはこんな大量サイドボーディングを繰り返さないといけない。


青の勢力図や実力、将来性を考えれば
このメインボードは強気に維持しても問題ないと思うけど
あまりにも環境に左右されやすすぎるのは難点だ。

ということは
変えるとしたらメインボードから、ということに。
「なんでこのデッキに森の女人像が要るのか」という話になってくる。


そこで思い出したのがアブザン同型のマッチだ。
不利を受ける後手側がたくさん引きたい一番のカードは
「荒野の後継者」だった。
先に出され、先に除去を打たれるテンポ地獄から脱するには
とにかく盤面を必ず1対1にしてリソース勝負に持ち込むしかないからだ。

森の女人像を入れる理由も
「序盤もたついてる間に先にマウントを取られると厳しいから。」

これなら相手に主導権を渡さない目的を達しつつ
後半まで戦力リソースにカウントできる「荒野の後継者」でもいいのではないだろうか。


<OUT>
4*森の女人像
2*女王スズメバチ
3*光輝の泉
<IN>
4*荒野の後継者
2*世界を目覚めさせるもの、ニッサ
3*ダークスティールの城塞


青黒、青白には強くなっている。
ジェスカイ、赤単には弱くなった。
アブザンやティムール戦はどうだろうか。ここが変わらないならアリだな。

土地は26枚目が欲しい。



森の女人像は抜いても組めるなら極力抜きたいカードだ。
明確に順番を要求するカードで、
終盤最も引きたくないカードになる上、デッキが「思考囲い」に弱くなる。

要はマウントさえとられなければ何でもいいのだ。
荒野の後継者は
ゲームを相対的にスローダウンしてくれる効果はないのだろうか。


ポルクラを切って
ナヤPWコントロールみたいなノリにしてもいいかもしれない。
アブザンの魔除けがサルカンにしか打てないのは面白いな。

蜂の巣と赤PWは、とにかく抜群の相性の良さ。
エルズペスにも繋がりやすいだろう。まあこれはもう別のデッキの話だ。

コメント

けんけん
2014年11月12日16:26

俺が1枚しか持ってないニッサを勝手に2枚も入れんなよ!

ガンダム
2014年11月13日1:52

元の形のが強いっすね。
買わなくていいっすよ。(キリッ

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