燃えさし呑み
タレント揃いのグルールには選択肢がたくさん。
うまく強いクリーチャーをスカウトして
ドラクエ3での「勇盗戦魔」くらい最強のパーティを作ろう。




2→3→4と動くのは3色のアグロと変わらないので利点を生かせていない。
俺の考えでは2色のメリットを活かすために最も優先されなければいけないのは
「エルフの神秘家」で、
1でこれが出ることが2色デッキの強さといっていい。
この路線上だと、2マナの攻撃クリーチャーカードは1枚も必要ない。
ここは、かつてFiresで「リバー・ボア」を採用しなかったのと同じだ。
同じマナ域にマナクリーチャーと攻撃クリーチャーが同居するのはデッキの欠陥になる。


3はまずはラブルマスターが固定。
エルフからの強力な流れがあり、デッキの前座が務まるカードだ。
あとは「クルフィックス」を入れる人もいるだろうけど、
火口の爪、チャンドラを枚数積む気なら「ゼナゴスの狂信者」のがいい。
グルールではハチトークンの対処を構築段階では無視するので、トランプルは結構重要だ。
あと、ここの速度を重要視することで、デッキ的にもリアニメイトに有利が取れるからだ。

5はドラゴン4枚1択なので割愛。


むずいのは4マナ域だね。
俺がグルールビートで絶対使いたいのは「ポルクラノス」と「チャンドラ」
何も考えず両者3枚ずつ以上は採用したい。
「チャンドラ」は急報や軍属童に強く、アブザンへは即マウント力になり、青黒にはアド源となり、膠着時には女王スズメバチの回答カードにすらなる。
3マナから攻勢するグルールではプラスが即機能するので、額面以上に強い。

残りの枠は「歓楽者ゼナゴス」「灰雲のフェニックス」は当然最有力な人員だが
「都市国家の破壊者」「燃えさし呑み」も使用に耐えるカードだ。

●歓楽者ゼナゴス
PW最強のグルールを支えるイケメン。
放置されずに必ず対処されるので表面上のアドは取りやすい気がする。
2/2はあまり効かないゲームが多そうなので、あくまで「表面上の」。
でも、青黒やマルドゥは泡吹く。
マナブースト能力が強いので、火口の爪や怪物化クリーチャーとの相性を見ながら。
メインで取らないなら絶対サイドには必要。
女人像を4枚抜いてゼナゴスを4枚投入は理にかなうね。
どうせラスとられてリソース勝負になんだから。

●「灰雲のフェニックス」
環境で一番飛行が強いカラーが「赤」とはね。
これがサルカン率いるタルキール覇王譚っぽい世界観なのか。
飛行が強い環境の中で
3~4マナの飛行クリーチャーの中では全プール内でも一番手二番手の強さ。
最悪のスズメバチの巣に強いのは加点要素。
グルールなのに相手の火力を有効牌にしてしまうのは減点要素。

●「都市国家の破壊者」
メインで副次的にエンチャントを壊せる点の良さは以前も触れたが
7/7トランプルは「女王スズメバチ」に強いのが最大のストロングポイント。
ウィップリアニ系のデッキには両方の面できつい能力を持っていて、相手に対処を迫れる。
タフ4はかきたてる炎の圏内とはいえ、ジェスカイ系のエンチャントにも非常に強い。
神ゼナゴスを入れるならトランプルを活かすために採用してみたい。
数少ないハチへの回答になる。

●「燃えさし呑み」
かつてはゾンビで抜かれず、セレズニアの魔除けが効かず、評決を焦らせる
スーパーおしゃれボーイだったクリーチャー。
ポルクラノスやワームの到来に圧倒的に弱いのが難点だったが、
今では4/5は臆することなく戦闘できるよ。
グルールは「自分より重いデッキ」が苦手なので
アブザンPW、マルドゥPW、青黒など、不得手な相手全般に強い。
中盤のスピードでそのまま勝てそうな対リアニメイト戦とかでも追撃的に強い。
他の要除去クリーチャーと併用した上での対処のむずさ、相手にタイムリミットを設定してしまう能力はやはり強いね。



ゲームデーは現在2連続でグルールで優勝してますけど
M15のほうのゲームデーは燃えさし呑み4枚投入のグルールランプで勝ちました。
自分の印象的にも実績のあるクリーチャーです。
誰にも見向きもされないが、タップインで1ターン遅れる現環境を考えたとき
先に展開するのを利とする2色デッキには噛み合った能力を持ってるよ。
有利な場で7マナ溜まったらひたすらアタック、エンドでいいからね。

とにかく環境がミッドレンジに回帰していくんだったら一考していいクリーチャーだ。
怪物化全般に言えるが、自身は高いマナレシオで普通に盤面に貢献しつつ
オマケ要素でマナフラッドのはけ口になってくれるのは頼もしい。
その上で効果が強いのなら願ったりだ。

うーん、もっかい使ってみたいよな。


グルールにおける「勇盗戦魔」は
ラブル4、ポルクラ3、燃えさし3、ドラゴン4みたいなことに、
…ならんだろうなぁ。

試す価値はありそうだが。


アブザンにもジェスカイにも勝ちたいんなら
スピードとカードパワーを両立するグルールは実にシンプルな回答です。
シンプルに、ただ勝つだろうね。


コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索