尾張の小国時代の織田信長も面白いが、
1600年から大阪の陣までの徳川家康も知れば知るほど味わい深い。

関ヶ原までの家康だけをみれば
天下をかすめとった狸大名のそしりは已む無いのだけど
1600年以降の統治や理念を見ると、
やはり徳川家康が戦国時代で信長や信玄よりもスケールの大きかった武将ということがわかってくる。

豊臣秀頼、伊達政宗、ソテロやヴィスカイノ、紅毛人、大久保長安、松平忠輝。
おそらく家康はこのすべてについて最も正解といえる対処ができている。
根底にあるのはキリスト教の社会問題化であって
日本の植民地化を計って接近したイギリスやエスパニアに対する対処であったとも言える。


いまの日本に宗教戦争がないのは
織田信長と徳川家康のおかげ、この時代で日本の宗教戦争をやり尽くしているからだ。

おれは大河ドラマ「葵三代」は
素材で食わず嫌いして見なかったのだけど、
おそらく歴代屈指の面白さだったんじゃないかと邪推してしまう。
それくらい着眼点がよかった、実はとても面白い時代の1つだったんだと思う。


信長の野望・創造の1600年のシナリオはかなり面白いわ。
最高傑作は言うまでもなく「天翔記」だろうが、創造も歴代屈指の出来かもしれない。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索