K(2012年)
「お前を殺すが、まず最初に食事を作ってやる」

2期に備えて、Kを完走しました。





7色の王が存在する、超能力者の世界。
「赤」のメンバーを殺害した報復のために主人公が狙われるところから話が始まり、
身に覚えのない主人公は、逃げまわりながら潔白の証明を目指す。
ところが過去の記憶が欠落している症状が随所に見られ、真実が分からない状態になっていく。

そんな物語です。


カタギの世界みたいなノリで報復に全力を尽くす赤のクランにも、
秩序を守っているようで実は何を取り締まってるのか原理がわからない青クランにも、
あまり人物描写がない状態で自分の正体を自問しはじめる主人公にも感じたけど、
作品の目的が内輪話っぽい(同調しにくい)。

ただし目的への「アプローチ」だけは面白い。
この現象は「氷菓」のときと近いな。
解明しようとしてるもの自体には視聴者はあんまり興味持てない感じ。
ただ、それをめぐる当事者の動き方は面白い。
氷菓つながりで言えば
本作では佐藤聡美が千反田えるの声で悪役やってる感じが超新鮮だったw



たしかに終盤はなかなか面白かったように思うけど、
序盤の展開が遅すぎた…(遅いというより密度がなく説明が不足していた)
序盤で湯水のように使った時間のうちに内輪話くささが払拭されればよかったのだが。
2周目で見ても、当時の俺が視聴を止めたのはなんか納得できてしまった。

まあ、8話以降は面白かったので今回完走できてよかったんだけど。


アニメとしてのクオリティは異常に高かったように思う。
OPはangelaで一番いいと思う。この曲はかっこいいし歌詞も良い。

1期では4色までしか王が登場しなかったが
2期では今まで登場しなかった色のクラン(緑や黄金)も登場するらしい。
まあ、せっかくだし見てみるかな。


https://www.youtube.com/watch?v=tWXmjHVVWLo
「緊急抜刀」の元ネタがこれと知らなかった。
なるほど。
…てか青クランの抜刀シーン、ツボるよね。

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