この環境の色の強さは

 青>赤=緑>黒>白

強さの比は10:9:9:6:5くらい。
アーキタイプドラフトなので色のカードパワーだけでは論じれないが
色ごとの格差は結構大きい。

赤も緑も2マナのクリーチャーが環境で最も強いことに加えて
上陸最大の強みは、アーキドラフトセットでありながら単体で強いこと。
赤は赤青・赤黒欠色に行ける汎用性、
緑は落とし子戦術か多色を選択できるという点で優位。

逆に白と黒は
白には欠色・落とし子がないし、覚醒呪文もこの2色はプレイアブルだが地味なものばかり。
ライフゲインギミックは有効だが破格のリターンはもたらさないシステム。
同盟者はなぜか白単色ではなく「赤(赤白)」と「緑」に中核が配置されるという不遇。
アーキタイプ的にも色に主体性がないため、
上位3色のお供のカラーとしての役回りになりやすい。


いうまでもなく一番強いカラーは青だが、
青黒というアーキタイプは
1/2や2/2のような一般的にクズサイズの低マナクリーチャーを
嚥下用のスロットとして確保しないといけない点で、
(ドラフト中に必須パーツとして通念上は弱いカードをピックしなければいけない点も、
 デッキの完成形で後半役に立たないカードを入れるリスクを負う点もあわせて両面で)
個人的には強くないと思うし、
ハメゲーで勝てる強みはあっても少なくとも環境で完璧なデッキではない。


ベストなのは、
青に追随する強さを持つ赤や緑を主力に組みつつ、
「未開地」「3マナランパン」が赤緑の場合は後ろで引いても強い理屈と
覚醒呪文が後ろで引いたほうが強い理屈が一番噛みあう
「赤緑タッチ青(覚醒)」戦術が一番しっくりくる。

嚥下系ドローンなどの青の弱いところは青黒に投げておいて、
強い覚醒呪文だけは赤緑の形から問答無用で参入し1枚も渡さない。

これが一番いいように思いますね。

逆に、青が主体になってしまうと嚥下戦略が基礎アーキタイプになってしまうので
青は覚醒の強い部分だけをつまむ形がベストと思う自分としては
「空中形成エルドラージ」が初手かどうかは悩ましいと思う。



今日の結果?

赤緑t黒青で1-2でした。(なぜしたり顔で記事を書こうと思ったのか


多色戦術のキーマンは
3マナではタフネス4を誇る「タジュールの重鎮」
4マナでは飛行を止めれるタフネス4である「大カマキリ」「音無く飛ぶもの」
あとは見たボムをオールインするデッキになるので、強いカードを連打して勝つ。

今回は「タジュールの重鎮」が全く流れてこなかったので
2~3マナで上陸して攻め込める4色になったが
全入れレアの中に「光輝の炎」があったこともあって構成が中途半端になってしまった。
光輝の炎に釣られて受けるようにデッキ組もうとしたけど、
序盤から多色化を見越して軽マナ域の上陸クリーチャーが取れていたことと
結果論として重鎮が確保できなかったことから、純粋に上陸で前のめりに組んだほうが良かった。
(カマキリや音無く飛ぶものではなく、青のホールド覚醒とかを取るべきだった。)

タジュールの重鎮は2色推奨な間は卓上でも安いけど
レインボーレアデッキならばこれは非常に重要なカード…


というわけで結論をいうと
2色ベースで考えるならば、俺が最も狙いたい色は「赤緑」です。
上陸を多発するギミックを仕込む過程で、「島」と「掴みかかる水流」を自然に入れれる点がとても優位だと思います。
攻防一体でタッチしやすい「音無く飛ぶもの」も取れるだけ投げ込んでいいと思います。

ただ、完成形が最強なのは「赤白」同盟者だと思いますがw


この環境は人によって見解が違いすぎるのが面白いので
プロツアーのドラフトピック譜解説は、見れる分だけ見てみようと思います。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索