僕だけがいない街 第6話
第6話は2度目のリバイバルが始まるところで終わったけれど
結局のところ、過去に行ってだれの犯行を暴けばいいのかは
5話で市議が登場してから分かりにくくなった。


現代軸に存在する犯人の像は
  1.ディスカウント前の誘拐未遂男(第1話)
  2.母を殺した赤目のスーツ(第1話)
  3.ピザ屋に来てた市議(第5話、愛梨を放火で狙う)


これまで「1=2」だと思ってたが
5話で「3」が登場し、
6話の引きで赤目のスーツが、市議バッヂをつけていた。(2=3)

おそらく
犯人として動いているのは「1」と「2=3」の二人。
前者は「母が知っている人物」「18年前の犯人」
そして後者は「西園」という男であり、18年前の被疑者のリストにない。

「1=3」(つまり全員同一人物)という可能性もなくはないが
第1話で誘拐未遂していた男と、5話でピザ屋に来ていた市議が同一人物かというと
それはかなり微妙だろう。
ここが繋がらないからこそ、悟も推理しながら焦っていた。

この時点では
「犯行を行う者」と、「権威をもってそれを隠蔽している者」がいるように見える。
  (西園が愛梨を狙ったのは、かぎまわられる前に悟を逮捕してしまうため。
   愛梨を殺す必要があるのであれば、このタイミングで悟を逮捕させないはず。
   母は犯人に気づいたから殺された。
   つまり西園の立場としては、事態が隠蔽できさえすればいいわけだ。)


過去に戻ったときの犯人(すなわち「1」)の条件は
 ・藤沼母に認知されてる人物
 ・白鳥潤を知っている人物
 ・ヒロミが男だと知っている人物
 ・雛月が物置に放置されることを知っている人物

これは九分九厘だれのことかは決まっているのだが…
  (白鳥潤と面識がある描写だけが足りてない、これが埋まれば確定する)

逆に動機が全く分からなくなった。
5話では虐待死を隠すために突発的に連続誘拐に仕立てたのかと思ったけど
6話の記者との会話によると、雛月の事件の前から誘拐殺人事件が起きていたらしい。
  (雛月の両親がうまく乗っかっただけ、という形になってしまった。
   ゴミ袋を捨てたときの表情は「逃げおおせた」という安堵からだろうか。
   しかしこれでは誘拐側の根本の動機が分からなくなった。)

あとの問題は「2=3」の人物が18年前にいるかどうかだね。
こいつは実行犯ではないので、被疑者のリストにはあがってこないが、
18年前から「1」の犯行を隠蔽しつづけることに成功しているのだから
非常に狡猾で権威のある人物なのだろう。

ケンヤは年齢的に外れるので、ここは全く分からない。
あの子どもが18年後に市議になり、さらにあんだけ貫禄あるように育つんなら話は別だがw


ノイタミナの1クールなら全10話か全11話。
話数に加えて、次失敗して戻ってきても、この状態から挽回は不可能。
おそらく今回のリバイバルで決まるんでしょうね。

コメント

nophoto
飛んで火にいる夏の虫
2016年2月12日23:59

6話見逃したけど、第一話で警察から逃げるシーン(冤罪)を免れようと見せた場面は、やよはるの日記を見る限り必要だったかどうか疑問。結局この物語の重点は母親を殺した犯人や同級生を殺した犯人を捜すことに重点を置いている、つまり冤罪を晴らそうとするわけではないと思える。あのシーンは蛇足としか思えん、まぁまだストーリー残ってるけどね。

nophoto
飛んで火にいる夏の虫
2016年2月13日0:11

追記

例えば、あのシーンで出血してる母親を抱きかかえて、母親が殺されたショックでリバイバルにつながったほうが母親の死が強調されていいと思うんだよね。

 原作見てないけど、1話から5話見る限り、30分(一話一話に)に詰め込みすぎな気がする。仮にこのままフラグが不発のまま終わるのは残念だと思いますね。

ガンダム
2016年2月13日0:59

それは「自分も白鳥潤と同じ目に遭うと本能的にわかったから」かな。
というより半分はパニック状態だったので、本能のまま行動したら逃げる形になった、
みたいな感じだったけど。

直近で、母親と誘拐関係の昔話をしていたことも関係あったかもしれないね。
逃げずに釈明してもだれも無念も晴れない予感がしたんだろう。
実際それはあたっている。

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