小林さんちのメイドラゴン 第1話
商業主義化に逆行する挑戦(?)か。
こういうアニメはもう出ないと思っていた。売上ジャンル的な話で。

なかなかの意欲作だぞ。


○京都アニメーション TVアニメ売上一覧
https://www38.atwiki.jp/uri-archive/pages/14.html
(2003夏) *8,917 フルメタル・パニック? ふもっふ
(2005冬) 24,436 AIR
(2005夏) *4,833 フルメタル・パニック ! The Second Raid
(2006冬) 18,170 Kanon
(2006春) 42,525 涼宮ハルヒの憂鬱
(2007春) 29,146 らき☆すた
(2007秋) 24,808 CLANNAD
(2008秋) 19,884 CLANNAD AFTER STORY
(2009冬) **,*** 空を見上げる少女の瞳に映る世界
(2009春) 19,602 涼宮ハルヒの憂鬱 (新アニメーション)
(2009春) 43,883 けいおん!
(2010春) 39,385 けいおん!!
(2011春) *2,765 日常
(2012春) *9,795 氷菓
(2012秋) 15,466 中二病でも恋がしたい!
(2013冬) *3,684 たまこまーけっと
(2013夏) 29,033 Free!
(2013秋) *4,329 境界の彼方
(2014冬) *6,892 中二病でも恋がしたい!戀
(2014夏) 21,610 Free! -Eternal Summer-
(2014秋) *6,225 甘城ブリリアントパーク
(2015春) *7,854 響け!ユーフォニアム
(2016冬) *2,179 無彩限のファントム・ワールド
(2016秋) *5,861 響け!ユーフォニアム2 (1巻/7巻)
(2017冬) --,--- 小林さんちのメイドラゴン
(201*-) --,--- ヴァイオレット・エヴァーガーデン


1話を見ててパっと思ったのは
ジャンル的に売れないパターンのを敢えて作ってきたなってこと。
で、京アニの近年作の売上動向がこれ。


個人的には
Freeあたりから「いろんなジャンルに手を伸ばすようになった」という印象があって
その経験上、ファン層とか物語の構成とかで売れる指標はわかってるんだとは思うが
関係ねえとばかりにやりたいものをぶっこんできたね。

こうしてみると、「フルメタルパニック」や「日常」などは
明らかにジャンルの不利を感じてしまうのだが、おそらく本作も同ジャンル。
この土俵で勝負する、あえての再挑戦。

「おお、やるのか」という意気込みを
1話を見ながら勝手に感じてました。


もちろん、売上と面白さが直結しないのはアニメファンには周知のことで
売れるタイプか否かって話とは別に、面白いアニメは面白い。

今回のはそもそもがそういう話を超えた意欲作ですから、良い作品の誕生を期待してます。




内容的には
メイドとタイトルで謳っていながら「萌え」的な要素が主柱になっておらず、
「居候&異文化ギャップコメディ」の色が強いかというとそうでもなく、
中間くらいをフワフワしている丸い作品。

少なくともKAWAIIで攻める気はないようで
引き合いに出したところでいうと、「フルメタルパニックふもっふ」みたいな見方のほうが
正しい気がする。まあ、監督も同じですし。

千鳥と相良宗介とは違って
なんかどっちもダメそうなところがユルくて面白そう。
ボケとツッコミがはっきり分かれるよりは色んなパターンがあるかなーとか。

小林さんが女の子っていうのも
男女の居候ネタ系は飽和気味なところもあって、そこらをショートカットできるって意味で
なかなか良いんじゃない?


ドラゴンの気苦労も感じられるところまでで1話の引き。
このジャンルがまだ出てくれるってことも含めて、楽しんで見ていきたいと思います。

冬クールの印象でいえば、全体的にこういうアニメが多いような気もする。
感想らしい感想が出るアニメはほとんどなさそうだ。

僕がモンハンライダー信者になってしまったので参考にならないかもしれませんが
田村むっちゃんは今期一番いいんじゃない?

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