2017年冬アニメ全作品初回短評 1/2
2017年1月25日 2017年冬アニメ
界隈最前線に立つアニメマスターによる初回短評。
今回のクールは星2つ。
「このすば」「弱虫ペダル」が自分の管轄外なこともあり
今回は時間が余りそうな気がしないでもないな。
傾向としては継続2クール目の作品が良作揃い。
「クラシカロイド」が大穴。
あらかじめ言っておくと、
2017年に作るであろうランキングは、おそらく1位はほぼモンハンなので
ウンザリせずに2位以下から読み始めてもらえれば幸いです。
まあ、これは少なくとも14~16年の中では一番の出来のアニメですので
別枠勘定と思っていただきたい。
では、環境理解度ナンバーワンのアニメマスターによる冬アニメ初週ランキング。
多少辛口でも視聴リストに残るということは、
何かしら面白い要素を見出しているということだ。
↓
====================================================
01.モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON (100点)
====================================================
期待度★★★★★
継続枠。2クール目に突入しました。
最後の登場キャラのアユリアがついに出てきた。
ほぼ99%殿堂入りクラスの名作になると楽観はしているが、
始まるまで序章が長かった印象は少なからずあって、一抹の不安もある。
このクールの開始数話で払拭できるといいのう。
信じさせてくれ。
15話までの感想はさんざん書いてるので省略しましょう。
これが今年いちばんおもしろいアニメですよ。
↓はいはい、次いって。
====================================================
02.リトルウィッチアカデミア TVシリーズ (95点)
====================================================
期待度★★★★★
「これ、やるの!?」と飛び上がって喜んだ人も多いんじゃない?
アニメミライから非常に評価が高かったシリーズがついにTVアニメ化。
今回は過去の作品を見てなくても新規で楽しめる構成になっているそうです。
読切や劇場ではできなかった
魔法学校へ入学する「導入部分」が見れることに喜びを感じます。
冒頭のシャリオのステージシーンだけでも妙な感動がありましたw
なし崩し的に助けてくれたロッテやスーシィとの仲も、今回はちゃんと最初から描ける。
森で杖を手に入れる下り、スーシィが自己紹介してくれる下りなど、すでに楽しめてる。
劇場版ではアーシュラ先生がMVPだったけども、今回はどうかな?
作品自体がパレードをみてるかのような世界観というか
とにかくトリガーとの相性がバッチリよ。
====================================================
03.風夏 (90点)
====================================================
期待度★★★★★
コメディではなく純正な恋愛もの。
王道のダブルヒロイン構成。
原作がマガジンとかでやってるんなら
キャラより展開重視だろうし、これはけっこう期待できるね。
風夏と小雪が対照的なヒロインだっていうのは導入からすごく強調されてた。
音楽を始めるってところで接点を持つわけか。なるほど。
「恋愛」と「歌」の親和性が高いのは過去作を考えても実証ずみ。
歌詞に意味を込めるという描写が見られただけでも、見てる側の考察意欲をそそる。
細かい所を深読みしながら視聴していっても面白いかも。
キャスト的にも真新しさもありつつノビノビやってて悪くない。
Lynnちゃんはいい役もらったね。
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04.小林さんちのメイドラゴン (90点)
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期待度★★★★★
京アニ枠で、フルメタルパニックの監督。
個別で感想を書いてますが
草原で地割れを起こしながら取っ組み合いをする一幕を見てても
「フルメタの見方でおk」発言は大体あってるんじゃない?
このアニメのいいところは萌え要素を前面に出すわけじゃないところ。
人とドラゴンの違いからくるギャップ的なボケ&ツッコミを楽しみつつ
小林さんの人柄がすごく良いので、掛け合いにも幅があるというか
笑いとほっこりが共存した作品独自の空気を作っているね。
2話で異世界のドラゴン要素が強調されたこともあって
個人的には隠れた良作である「勇しぶ」を思い出したぞ。
この辺は終盤の展開にも期待できるし、コメディ系なのに底が深い印象だ。
====================================================
05.パズドラクロス (85点)
====================================================
期待度★★★★☆
3クール目突入。
タマゾーもバトル中では物凄くまじめに戦うので
バトルが増えてきた最近では、妙に相棒感をかもしだしてきた。
いい感じにキャラが仕上がってます。
ストーリーの伝承的にも重要な存在らしく、今後が楽しみだぞ。
新しいアーマーは変身シーンまで含めて聖闘士星矢みたいだ。
====================================================
06.CHAOS;CHILD(カオスチャイルド) (80点)
====================================================
期待度★★★★☆
旧作の系譜作品ではあるが
どうやらカオスヘッドを見てなくても楽しめそう。
今回の出発点は「渋谷の謎地震」と「6年前のニュージェネレーション猟奇殺人」
オカルト、ミステリー要素が進展していくにつれて
だんだん恐怖を感じるようになる感覚は、恒例の構成かもしれません。
志倉先生のシリーズにしては、今回は主人公がまともな印象です。
若干、優等生系かなという気はしましたが、中二でもヲタでもない。
今回も「だんだん詰んでく系」ならば、
姉ちゃんキャラが頑張る展開になるかもね。期待だ。
====================================================
07.タイガーマスクW (80点)
====================================================
期待度★★★★☆
再びイエローデビルの正体を追って虎の穴レスラーを倒していく、
続章の第2クール。
ヒロインポジションのキャラが出てきたりして作品にも華ができたが
かたやダークのほうは地底のスパーリング地獄送りになるという、この対比よ。
この展開、次はタイガーザダークのほうが勝つかもしれん。
まあタイガー君のほうが遊んでいるわけではないのだがw
個人的にはダークの活躍に期待してるクールだぜ。
====================================================
08.ガヴリールドロップアウト (80点)
====================================================
期待度★★★★☆
天界人が地上の娯楽に負けて堕天使ならぬ「駄天使」に。
原作は芳文社っぽいが角川。
動画工房で太田監督の組み合わせは
「ゆるゆり」「うまるちゃん」など。
最初は作品のお約束事や空気を作っていく監督ですので、
どハマりするとしたら中盤からかも。
「雑に可愛いことしとけ」ってところから入らないのが一流の萌えアニメよ。
この辺はさすがによく分かってらっしゃる。
ただ、4人目のドS天使の下りが単調になるとつまんなそう。何か変化が欲しいなぁ。
部屋着がかわいくて好き。
====================================================
09.クラシカロイド (80点)
====================================================
期待度★★★★☆
僕が見方に順応できたというよりは、作品自体が面白くなっている。
どの回もある一人の音楽家をフィーチャーした内容にまとまっているし
今はもうわけのわからないギャグは全く使ってこない。
というより杉田のベートーヴェンはボケよりツッコミに回るほうが面白いし
キャラが増えたことで本来の役割に収まったって感じかなぁ。
チャイ子、バダ子、バッハあたりが登場して回るようになったね。
もともとお話の作りは面白いアニメだったんだから、調子がよくなるのは当然なのかも。
====================================================
10.かみさまみならい ヒミツのここたま (80点)
====================================================
期待度★★★★☆
神。
ここたまの本渡楓は天才。
====================================================
11.ピアシェ~私のイタリアン~ (80点)
====================================================
期待度★★★★★
短編。
イタリアンでバイトを始めた女の子の話。
これ、おもろい。
1話では料理はできませんと言いながら、試食のグルメレポートはバッチリで
なんかその道を極めそうな才能を感じさせる。
すらすらと味の感想を言うのは
バイト面接の下りから続きとしても面白いリアクションでした。
イタリアンを勉強していくって方向性も、雑学要素を含んでいて短編向き。
エンディングでその回の料理写真が出てくるのも楽しい。
今期おすすめの短編かもね。
====================================================
12.にゃんぼー! (75点)
====================================================
期待度★★★★☆
釣りのシーンでも魚が実写だったりして地道なオシャレを積み重ねる。
どうやって撮ってるんだろうw
癒やしを求めるには一番いいかも。
クロちゃんの人形欲しい。
====================================================
13.ACCA13区監察課 (75点)
====================================================
期待度★★★★☆
自治が安定し平和になった世界の「監査官」のお話。
のはずが、クーデターが起きる噂が立ち始め、これから緊張感も増していきそう。
「有事の際にこそ異変をいち早く察知する」のが監査課の役目というわけです。
主人公は監査官の身でありながら、5長官とよばれる上層部に嫌疑をかけられており
2話で早くもこんな展開になってしまった。
1話の雰囲気から察するに、主人公も親友がスパイなのはとっくに看破してそうだが
クーデター絡みでもう一段階ヒミツを持ってたり、影の行動をとっていたりするかもしれない。
まだ主人公の底が全然見えてこないところが楽しみだ。
====================================================
14.BanG Dream!(バンドリ) (75点)
====================================================
期待度★★★☆☆
割と王道なガールズバンドアニメのようです。
パン屋の娘も、質屋の盆栽ガールもなかなかいい感じじゃないすか。
キャストに既視感がないのが最大の推しポイント。
1話じゃまだわからんじゃろう。
割と後発放送なので取捨が難しいが、もともとバンドアニメは序盤にバンドを結成するまでが最初のヤマ。
イケてる回がくるとしたら3話か4話あたりか。
====================================================
15.幼女戦記 (75点)
====================================================
期待度★★★☆☆
魔法力などのファンタジー要素も含む戦記もの。
能力が高いと性格がめんどくさくなるエリートの典型のような幼女主人公。
1~2話で「無能」と何回言っただろうかw
あまり好きになれる主人公でもないけども
部下にヴィーシャみたいな良い子がいるのが楽しみな要素かも。
この子も含めたセットでの面白さを考えるとけっこう期待できる。
お話的には、
飛ばされた世界での昇進・保身を描く部分と
存在エックスや信仰との対決の部分と、2本の軸がある感じでした。
個人的には存在エックスに関しては干渉しすぎに感じたし
ここまで実質的な干渉をされては「信仰が非論理的」にはならないと思うんだがw
なんにせよ、この2要素がちゃんと繋がれば世界観自体はおもろい。
逆にバラバラのまま進んでしまっては、わけわからん干渉が世界設定を壊してしまう。
それこそ何でもアリになってしまうだろう。
====================================================
16.霊剣山 叡智への資格 (第2期) (75点)
====================================================
期待度★★★☆☆
修士試験を終えて故郷へもどってきた編。
作画が変わりすぎてるし、こんなの霊剣山じゃねえ!と思ったら
第2話ではおなじみの下世話系のギャグも復活して謎の安心感を得る。
お話としては、無学な村人をだます宗教詐欺みたいな集団と戦う方向へ。
そろそろ中華アニメも風穴あけてくる時期かもよ?
だってまず、1話もけっこうアニメーション動いてたからね。あなどれず。
女キャラがやたらかわいい中華アニメの中でも
霊剣山の玲ちゃんは別格。
もう霊剣山を降りてるから今回は「待ってるぜ!」しない説はなるほどと思ったw
ワンチャンあり。
====================================================
17.チェインクロニクル~ヘクセイタスの閃(ひかり)~ (70点)
====================================================
期待度★★☆☆☆
見事なまでに正攻法な魔王討伐ファンタジー。
制作クオリティーが高いこともあり非常に見やすそう。
ダブルヒーロー系の構成になっていて
1話で魔王に敗北し、勇者がもう一人の主人公の姿をみて再起するって入り方でした。
勇者ユーリが覇気を取り戻すのを、仲間はみんな待ってたみたいな雰囲気があり
そこら辺は特に良かったかな。
2~3話でいきなり味方が闇落ちするあたり展開は速そうだが、
当然視聴者はこの近衛兵にはなんの思い入れもないわけで、話の軸をどの辺にもってくるか。
ここの序盤でアラム君をうまく描ければ、入り方としては結構期待できそうだが。
====================================================
18.AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION- (70点)
====================================================
期待度★★☆☆☆
前回作品の要素を満遍なく使ってくるあたり
最近の復調を感じさせるGONZOの期待作。
吸血鬼ものみたいなノリで、人ならざる「バグリモノ」になってしまう1話。
自警団を結成して他のバグリモノから秋葉原の街を守る。
だが、当の主人公は人間やめても全然気にも留めない。
物語的な進展よりは、この設定を土台にしたコメディ要素が売り。
3話が結構おもしろく好感触でした。
主人公も妹もぜんぜん悩まずノリよく展開についてくる、この身軽さが魅力だ。
====================================================
19.クズの本懐 (70点)
====================================================
期待度★★★☆☆
恋が叶わぬ者同士、互いを代替品に見立てて交際するお話。
お互いに好意がなく、逃げ道のようにこういう関係に行き着いた。
人の醜さを描くことに挑戦してる作品で、
もしかしたら「惡の華」とかみたいに、視聴者の心にキズを作ることを狙ってるのかもしれない。
誰もが楽しめるタイトルではなかろう。
1話みたいな回を12週ずっとやるんなら、それはまず見ないが
こっからどういうことをやるかはまだ見えてないこともあり、まだもうしばらくは見てみよう。
最初の印象では花火と麦がくっつく可能性はほぼないと感じた。
どんどん堕ちていく様子を描きながら人間の気持ち悪さを表現するって方向性なら
もしかしたら完走しないかも。
ただ、これで明るい結末になっても意味不明だし、難しいね。
手法次第では化けなくもない。
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20.鬼平 -ONIHEI- (70点)
====================================================
期待度★★★☆☆
「刀語」が大河ドラマ風アニメだなんて言っていたら、本当に時代劇のアニメが出てきた。
事前に公式サイトを回ってる中でも目を引いていた作品です。
アニメでもちゃんと時代劇になっている。
アニメならではの良さも必ずあるはずで、細部まで目を凝らして見てみようと思います。
作画やキャストなど、アニメのセットとしての出来は満足で
あとは演出とかでアニメの良さが感じられると楽しそう。
時代劇を30分でコンパクトに見れるってのも良さかなぁと思います。
もともとアニメの側は、30分で読切り話をまとめる力は優れてるからね。
====================================================
21.One Room (70点)
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期待度★★★☆☆
短編。
女の子の部屋にあがるシチュエーションをいろいろやる作品だろうか。
最初は、女子高生に勉強を教えてあげるパターン。
隣人の男をほいほい部屋にあげるなんて完全に危ない子だが
同じ部屋にいる時間を描くのがアニメの趣旨なんだからしょうがない。
第3部のシンガーソングライターの子のやつを楽しみにしとこう。
====================================================
22.にゃんこデイズ (70点)
====================================================
期待度★★☆☆☆
2分。
学校じゃぜんぜん友達ができないが、家に帰ると3匹ネコちゃんがおる。
ネコつながりで友達ができてくと良いと思う。
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23.エルドライブ【elDLIVE】 (65点)
====================================================
期待度★★☆☆☆
宇宙警察に入隊してエイリアンを捕まえてく話。
既に地球人の中にもたくさん潜伏してるらしく、
事件に登場する人間がどんどんエイリアンに化けていくぞ。
主人公は無意識に聞こえる声と会話してしまうせいで変人扱いされてるとのことだが
キャスト的に考えれば、単に釘宮病患者なだけとも言えなくもないw
おそらく皆同じことを言っているだろうな。
ドルーのデザインは本当にこれでいいのかという気もするが
無邪気さと真に迫る鋭さがあるセリフが多いこともあり、これはこれで謎の情緒があるな。
展開的には美鈴ちゃんのデレ待ち。割と見どころ多し。
====================================================
24.アイドル事変 (65点)
====================================================
期待度★★☆☆☆
アイドルの推し党みたいな要素を
そのまま国政の政党とつなげてしまったw
まさかの政治参画。
設定からしてバカアニメではあるが
アイドルの地域密着と政治の要素って相性自体は良い気がするね。
アニメとしては話は作りやすそうだ。
実際の世の中でも最近は特に思うが
最後に主導権を持つのが頭の悪い民衆っていう共通点から
政治も芸能も大差ないと思うんすよ。煽動する手法の差でしかないわけで。
政治を高尚なものと考えずに見る、っていう見方のがおもろいかもね。
「国政をなめるなよ」とか言うほど政治だって大層なものではないし。
意識して政治とアイドルの間にギャップを持たないように視聴してみよう。
====================================================
25.ハンドシェイカー (65点)
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期待度★★☆☆☆
One Hands制作。
「手を離したら女の子がしんでしまう」という設定。
やはりこういう2話になった。お約束ですね。
全員思ってるだろうけど、やはりKっぽい。
この設定、ネコで同じことをやってくれ。
今の段階では具体的な目標もなく、
各ハンドシェイカーのペアが登場していく進行パターンだろうか。
とっかかりにくそうだけど、完走したらそれなりの満足感はありそうだ。
今回のクールは星2つ。
「このすば」「弱虫ペダル」が自分の管轄外なこともあり
今回は時間が余りそうな気がしないでもないな。
傾向としては継続2クール目の作品が良作揃い。
「クラシカロイド」が大穴。
あらかじめ言っておくと、
2017年に作るであろうランキングは、おそらく1位はほぼモンハンなので
ウンザリせずに2位以下から読み始めてもらえれば幸いです。
まあ、これは少なくとも14~16年の中では一番の出来のアニメですので
別枠勘定と思っていただきたい。
では、環境理解度ナンバーワンのアニメマスターによる冬アニメ初週ランキング。
多少辛口でも視聴リストに残るということは、
何かしら面白い要素を見出しているということだ。
↓
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01.モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON (100点)
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期待度★★★★★
継続枠。2クール目に突入しました。
最後の登場キャラのアユリアがついに出てきた。
ほぼ99%殿堂入りクラスの名作になると楽観はしているが、
始まるまで序章が長かった印象は少なからずあって、一抹の不安もある。
このクールの開始数話で払拭できるといいのう。
信じさせてくれ。
15話までの感想はさんざん書いてるので省略しましょう。
これが今年いちばんおもしろいアニメですよ。
↓はいはい、次いって。
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02.リトルウィッチアカデミア TVシリーズ (95点)
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期待度★★★★★
「これ、やるの!?」と飛び上がって喜んだ人も多いんじゃない?
アニメミライから非常に評価が高かったシリーズがついにTVアニメ化。
今回は過去の作品を見てなくても新規で楽しめる構成になっているそうです。
読切や劇場ではできなかった
魔法学校へ入学する「導入部分」が見れることに喜びを感じます。
冒頭のシャリオのステージシーンだけでも妙な感動がありましたw
なし崩し的に助けてくれたロッテやスーシィとの仲も、今回はちゃんと最初から描ける。
森で杖を手に入れる下り、スーシィが自己紹介してくれる下りなど、すでに楽しめてる。
劇場版ではアーシュラ先生がMVPだったけども、今回はどうかな?
作品自体がパレードをみてるかのような世界観というか
とにかくトリガーとの相性がバッチリよ。
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03.風夏 (90点)
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期待度★★★★★
コメディではなく純正な恋愛もの。
王道のダブルヒロイン構成。
原作がマガジンとかでやってるんなら
キャラより展開重視だろうし、これはけっこう期待できるね。
風夏と小雪が対照的なヒロインだっていうのは導入からすごく強調されてた。
音楽を始めるってところで接点を持つわけか。なるほど。
「恋愛」と「歌」の親和性が高いのは過去作を考えても実証ずみ。
歌詞に意味を込めるという描写が見られただけでも、見てる側の考察意欲をそそる。
細かい所を深読みしながら視聴していっても面白いかも。
キャスト的にも真新しさもありつつノビノビやってて悪くない。
Lynnちゃんはいい役もらったね。
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04.小林さんちのメイドラゴン (90点)
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期待度★★★★★
京アニ枠で、フルメタルパニックの監督。
個別で感想を書いてますが
草原で地割れを起こしながら取っ組み合いをする一幕を見てても
「フルメタの見方でおk」発言は大体あってるんじゃない?
このアニメのいいところは萌え要素を前面に出すわけじゃないところ。
人とドラゴンの違いからくるギャップ的なボケ&ツッコミを楽しみつつ
小林さんの人柄がすごく良いので、掛け合いにも幅があるというか
笑いとほっこりが共存した作品独自の空気を作っているね。
2話で異世界のドラゴン要素が強調されたこともあって
個人的には隠れた良作である「勇しぶ」を思い出したぞ。
この辺は終盤の展開にも期待できるし、コメディ系なのに底が深い印象だ。
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05.パズドラクロス (85点)
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期待度★★★★☆
3クール目突入。
タマゾーもバトル中では物凄くまじめに戦うので
バトルが増えてきた最近では、妙に相棒感をかもしだしてきた。
いい感じにキャラが仕上がってます。
ストーリーの伝承的にも重要な存在らしく、今後が楽しみだぞ。
新しいアーマーは変身シーンまで含めて聖闘士星矢みたいだ。
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06.CHAOS;CHILD(カオスチャイルド) (80点)
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期待度★★★★☆
旧作の系譜作品ではあるが
どうやらカオスヘッドを見てなくても楽しめそう。
今回の出発点は「渋谷の謎地震」と「6年前のニュージェネレーション猟奇殺人」
オカルト、ミステリー要素が進展していくにつれて
だんだん恐怖を感じるようになる感覚は、恒例の構成かもしれません。
志倉先生のシリーズにしては、今回は主人公がまともな印象です。
若干、優等生系かなという気はしましたが、中二でもヲタでもない。
今回も「だんだん詰んでく系」ならば、
姉ちゃんキャラが頑張る展開になるかもね。期待だ。
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07.タイガーマスクW (80点)
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期待度★★★★☆
再びイエローデビルの正体を追って虎の穴レスラーを倒していく、
続章の第2クール。
ヒロインポジションのキャラが出てきたりして作品にも華ができたが
かたやダークのほうは地底のスパーリング地獄送りになるという、この対比よ。
この展開、次はタイガーザダークのほうが勝つかもしれん。
まあタイガー君のほうが遊んでいるわけではないのだがw
個人的にはダークの活躍に期待してるクールだぜ。
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08.ガヴリールドロップアウト (80点)
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期待度★★★★☆
天界人が地上の娯楽に負けて堕天使ならぬ「駄天使」に。
原作は芳文社っぽいが角川。
動画工房で太田監督の組み合わせは
「ゆるゆり」「うまるちゃん」など。
最初は作品のお約束事や空気を作っていく監督ですので、
どハマりするとしたら中盤からかも。
「雑に可愛いことしとけ」ってところから入らないのが一流の萌えアニメよ。
この辺はさすがによく分かってらっしゃる。
ただ、4人目のドS天使の下りが単調になるとつまんなそう。何か変化が欲しいなぁ。
部屋着がかわいくて好き。
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09.クラシカロイド (80点)
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期待度★★★★☆
僕が見方に順応できたというよりは、作品自体が面白くなっている。
どの回もある一人の音楽家をフィーチャーした内容にまとまっているし
今はもうわけのわからないギャグは全く使ってこない。
というより杉田のベートーヴェンはボケよりツッコミに回るほうが面白いし
キャラが増えたことで本来の役割に収まったって感じかなぁ。
チャイ子、バダ子、バッハあたりが登場して回るようになったね。
もともとお話の作りは面白いアニメだったんだから、調子がよくなるのは当然なのかも。
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10.かみさまみならい ヒミツのここたま (80点)
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期待度★★★★☆
神。
ここたまの本渡楓は天才。
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11.ピアシェ~私のイタリアン~ (80点)
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期待度★★★★★
短編。
イタリアンでバイトを始めた女の子の話。
これ、おもろい。
1話では料理はできませんと言いながら、試食のグルメレポートはバッチリで
なんかその道を極めそうな才能を感じさせる。
すらすらと味の感想を言うのは
バイト面接の下りから続きとしても面白いリアクションでした。
イタリアンを勉強していくって方向性も、雑学要素を含んでいて短編向き。
エンディングでその回の料理写真が出てくるのも楽しい。
今期おすすめの短編かもね。
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12.にゃんぼー! (75点)
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期待度★★★★☆
釣りのシーンでも魚が実写だったりして地道なオシャレを積み重ねる。
どうやって撮ってるんだろうw
癒やしを求めるには一番いいかも。
クロちゃんの人形欲しい。
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13.ACCA13区監察課 (75点)
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期待度★★★★☆
自治が安定し平和になった世界の「監査官」のお話。
のはずが、クーデターが起きる噂が立ち始め、これから緊張感も増していきそう。
「有事の際にこそ異変をいち早く察知する」のが監査課の役目というわけです。
主人公は監査官の身でありながら、5長官とよばれる上層部に嫌疑をかけられており
2話で早くもこんな展開になってしまった。
1話の雰囲気から察するに、主人公も親友がスパイなのはとっくに看破してそうだが
クーデター絡みでもう一段階ヒミツを持ってたり、影の行動をとっていたりするかもしれない。
まだ主人公の底が全然見えてこないところが楽しみだ。
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14.BanG Dream!(バンドリ) (75点)
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期待度★★★☆☆
割と王道なガールズバンドアニメのようです。
パン屋の娘も、質屋の盆栽ガールもなかなかいい感じじゃないすか。
キャストに既視感がないのが最大の推しポイント。
1話じゃまだわからんじゃろう。
割と後発放送なので取捨が難しいが、もともとバンドアニメは序盤にバンドを結成するまでが最初のヤマ。
イケてる回がくるとしたら3話か4話あたりか。
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15.幼女戦記 (75点)
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期待度★★★☆☆
魔法力などのファンタジー要素も含む戦記もの。
能力が高いと性格がめんどくさくなるエリートの典型のような幼女主人公。
1~2話で「無能」と何回言っただろうかw
あまり好きになれる主人公でもないけども
部下にヴィーシャみたいな良い子がいるのが楽しみな要素かも。
この子も含めたセットでの面白さを考えるとけっこう期待できる。
お話的には、
飛ばされた世界での昇進・保身を描く部分と
存在エックスや信仰との対決の部分と、2本の軸がある感じでした。
個人的には存在エックスに関しては干渉しすぎに感じたし
ここまで実質的な干渉をされては「信仰が非論理的」にはならないと思うんだがw
なんにせよ、この2要素がちゃんと繋がれば世界観自体はおもろい。
逆にバラバラのまま進んでしまっては、わけわからん干渉が世界設定を壊してしまう。
それこそ何でもアリになってしまうだろう。
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16.霊剣山 叡智への資格 (第2期) (75点)
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期待度★★★☆☆
修士試験を終えて故郷へもどってきた編。
作画が変わりすぎてるし、こんなの霊剣山じゃねえ!と思ったら
第2話ではおなじみの下世話系のギャグも復活して謎の安心感を得る。
お話としては、無学な村人をだます宗教詐欺みたいな集団と戦う方向へ。
そろそろ中華アニメも風穴あけてくる時期かもよ?
だってまず、1話もけっこうアニメーション動いてたからね。あなどれず。
女キャラがやたらかわいい中華アニメの中でも
霊剣山の玲ちゃんは別格。
もう霊剣山を降りてるから今回は「待ってるぜ!」しない説はなるほどと思ったw
ワンチャンあり。
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17.チェインクロニクル~ヘクセイタスの閃(ひかり)~ (70点)
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期待度★★☆☆☆
見事なまでに正攻法な魔王討伐ファンタジー。
制作クオリティーが高いこともあり非常に見やすそう。
ダブルヒーロー系の構成になっていて
1話で魔王に敗北し、勇者がもう一人の主人公の姿をみて再起するって入り方でした。
勇者ユーリが覇気を取り戻すのを、仲間はみんな待ってたみたいな雰囲気があり
そこら辺は特に良かったかな。
2~3話でいきなり味方が闇落ちするあたり展開は速そうだが、
当然視聴者はこの近衛兵にはなんの思い入れもないわけで、話の軸をどの辺にもってくるか。
ここの序盤でアラム君をうまく描ければ、入り方としては結構期待できそうだが。
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18.AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION- (70点)
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期待度★★☆☆☆
前回作品の要素を満遍なく使ってくるあたり
最近の復調を感じさせるGONZOの期待作。
吸血鬼ものみたいなノリで、人ならざる「バグリモノ」になってしまう1話。
自警団を結成して他のバグリモノから秋葉原の街を守る。
だが、当の主人公は人間やめても全然気にも留めない。
物語的な進展よりは、この設定を土台にしたコメディ要素が売り。
3話が結構おもしろく好感触でした。
主人公も妹もぜんぜん悩まずノリよく展開についてくる、この身軽さが魅力だ。
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19.クズの本懐 (70点)
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期待度★★★☆☆
恋が叶わぬ者同士、互いを代替品に見立てて交際するお話。
お互いに好意がなく、逃げ道のようにこういう関係に行き着いた。
人の醜さを描くことに挑戦してる作品で、
もしかしたら「惡の華」とかみたいに、視聴者の心にキズを作ることを狙ってるのかもしれない。
誰もが楽しめるタイトルではなかろう。
1話みたいな回を12週ずっとやるんなら、それはまず見ないが
こっからどういうことをやるかはまだ見えてないこともあり、まだもうしばらくは見てみよう。
最初の印象では花火と麦がくっつく可能性はほぼないと感じた。
どんどん堕ちていく様子を描きながら人間の気持ち悪さを表現するって方向性なら
もしかしたら完走しないかも。
ただ、これで明るい結末になっても意味不明だし、難しいね。
手法次第では化けなくもない。
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20.鬼平 -ONIHEI- (70点)
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期待度★★★☆☆
「刀語」が大河ドラマ風アニメだなんて言っていたら、本当に時代劇のアニメが出てきた。
事前に公式サイトを回ってる中でも目を引いていた作品です。
アニメでもちゃんと時代劇になっている。
アニメならではの良さも必ずあるはずで、細部まで目を凝らして見てみようと思います。
作画やキャストなど、アニメのセットとしての出来は満足で
あとは演出とかでアニメの良さが感じられると楽しそう。
時代劇を30分でコンパクトに見れるってのも良さかなぁと思います。
もともとアニメの側は、30分で読切り話をまとめる力は優れてるからね。
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21.One Room (70点)
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期待度★★★☆☆
短編。
女の子の部屋にあがるシチュエーションをいろいろやる作品だろうか。
最初は、女子高生に勉強を教えてあげるパターン。
隣人の男をほいほい部屋にあげるなんて完全に危ない子だが
同じ部屋にいる時間を描くのがアニメの趣旨なんだからしょうがない。
第3部のシンガーソングライターの子のやつを楽しみにしとこう。
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22.にゃんこデイズ (70点)
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期待度★★☆☆☆
2分。
学校じゃぜんぜん友達ができないが、家に帰ると3匹ネコちゃんがおる。
ネコつながりで友達ができてくと良いと思う。
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23.エルドライブ【elDLIVE】 (65点)
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期待度★★☆☆☆
宇宙警察に入隊してエイリアンを捕まえてく話。
既に地球人の中にもたくさん潜伏してるらしく、
事件に登場する人間がどんどんエイリアンに化けていくぞ。
主人公は無意識に聞こえる声と会話してしまうせいで変人扱いされてるとのことだが
キャスト的に考えれば、単に釘宮病患者なだけとも言えなくもないw
おそらく皆同じことを言っているだろうな。
ドルーのデザインは本当にこれでいいのかという気もするが
無邪気さと真に迫る鋭さがあるセリフが多いこともあり、これはこれで謎の情緒があるな。
展開的には美鈴ちゃんのデレ待ち。割と見どころ多し。
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24.アイドル事変 (65点)
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期待度★★☆☆☆
アイドルの推し党みたいな要素を
そのまま国政の政党とつなげてしまったw
まさかの政治参画。
設定からしてバカアニメではあるが
アイドルの地域密着と政治の要素って相性自体は良い気がするね。
アニメとしては話は作りやすそうだ。
実際の世の中でも最近は特に思うが
最後に主導権を持つのが頭の悪い民衆っていう共通点から
政治も芸能も大差ないと思うんすよ。煽動する手法の差でしかないわけで。
政治を高尚なものと考えずに見る、っていう見方のがおもろいかもね。
「国政をなめるなよ」とか言うほど政治だって大層なものではないし。
意識して政治とアイドルの間にギャップを持たないように視聴してみよう。
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25.ハンドシェイカー (65点)
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期待度★★☆☆☆
One Hands制作。
「手を離したら女の子がしんでしまう」という設定。
やはりこういう2話になった。お約束ですね。
全員思ってるだろうけど、やはりKっぽい。
この設定、ネコで同じことをやってくれ。
今の段階では具体的な目標もなく、
各ハンドシェイカーのペアが登場していく進行パターンだろうか。
とっかかりにくそうだけど、完走したらそれなりの満足感はありそうだ。
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