ラヴニカにまあまあ強いカードが出たぞ
ラヴニカにまあまあ強いカードが出たぞ
ラヴニカにまあまあ強いカードが出たぞ
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/guilds-ravnica-split-cards-2018-09-10


テフェリーともベナリア史3章とも相性いい。

テフェリーで2マナの除去を構えるのは強いけど
俺は青白コンがやってるような「封じ込め」は嫌いだからな。
アリーナじゃただでさえターボネクサスと戦うのイライラすんのによぉ。
除去しかできない札とか入れるかよ。
俺は柔軟な札を求める!!

その点、これはまあまあだね。


テフェリーをタップアウトで出したときの2マナムーブ枠の話でいえば
徒家亡妻のあまりに便利な使用感からいって
「一瞬」とかでも十分に代替になりそうな感じはあったけど

そもそもバウンスの強みはプレインズウォーカーまで対処できることであるのに
徒家亡妻にはあったハンデス追撃ができないのは結構がっかりな撃ち方だよねえ。
ノーキッカーでプレインズウォーカー戻してもなあって感じ。

よって、この札はけっこう嬉しい感じかな。
プリズムレッドで消去法で代替になりそうだった「一瞬」よりは格上だと思いますよ。
ここの2マナ除去枠は、基本は2マナで防衛の仕事をすりゃ何でもよい枠で
オマケで何をやってくれるかという視点で、これはベナリア3章で勝てる可能性があるから。
なんなら、この分割カードと「一瞬」という取り合わせで除去枠を任せてもいい感じ。

もちろん俺の眼中になかった「封じ込め」よりも上なのも明らかですね。



同じく公開されてたニヴミゼットにも触れておくと
マナコスト赤赤赤青青青で、カウンターされずスペル合戦するマッチで強い、という
今で言うネザールの位置になりそうな性能。

サイズは5/5飛行と、
うーん、まあプレイアブルではないって感じ

同じく赤赤赤白白白のボロスギルドマスターも出るのかもしれないから
プリズムレッド目線では、まあ一応は期待しておくか。

でもニヴでこのレベルならたぶん期待できないかな。




それ以前に、次期にプリズムレッドを使う仮定をするなら
まず予言のプリズムが再録されないことには
どうにもならんのだけどな。

だが、2つ目の画像をみろ。
ラヴニカの次元には確かに予言のプリズムは存在している!

是非、10月分のセット内にコモンとして再録したまえ。



今のマジックのスタンダードの傾向の話をすると
「同じ色の中で、カードの強さの序列が明らかになりすぎている」という話があり

これは神話レア商法=ゲームの商業的な存続のための方針として納得せざるを得ないのだが

要するに、単色や2色でデッキを組む以上は、
カードの序列がはっきりしている=全員がデッキに同じカードを選ぶ
 →有効札を多く引いた側が勝つ 先攻が勝つ めぐりが良いだけの側が勝つ
という現象が起きるのは、当たり前の話であります。

そもそも、場に残ったら強い挙動をする神話レアを刷りまくっているのだから
仮に対処札をデッキに入れたとしても、引き勝負・枚数勝負になるのは当たり前っすよね。

 (日本選手権についても、実力差がはっきりでるカンパニーやサヒーリコンボの時代と違って
  今のスタンダードで勝負したら、知らない人が優勝するのも当然の結果に思えます。
  これは環境自体がそうなので最近のプロツアーなどでも同様です。)

人と同じデッキを組んでいる間は
ある程度の運を伴う勝負から脱却することはできない、ということであります。

つまり、いわゆる「デッキ勝ち」ができるワンランク上のデッキを組むには
 ○「マナ基盤の概念を破壊する」(単色・2色の半オート状の構築から脱出する)
 ○「人が選ばないカード群(=ゴミのようなカード群)から速度帯や戦術が全く違うデッキを組む」
か2択しかないんだよね。

青単ゴミと言われたデッキがこれの後者あたるんだろうけど、
基本的には後者は、愚か者の選択であることが多い。

カードパワーが低いデッキは劣勢を挽回することはできない。
全部、思ったとおりのバトルフロー展開のまま勝ち切るしかなく、
自分から狭い橋を渡りに行っているってことだからね。



ラヴニカが良いスタンダードになりやすいのは
ショックランドが性能的に柔軟性とデメリットのバランスが歴代で最もとれている土地だから
ってのが大きいかなあ。

前者の「マナ基盤の概念を破壊する」=各色の神話レアカードの組み合わせを考えられる
という部分をショックランドが実現してくれる、ということで
歴代でもラヴニカがスタンダードに現れたときには、構築チャンスが広いスタンダードになる。
(でも、同時に2点くらうのがきついからアグロが伸びやすく、バランスがよいんだよね)

つまり何がいいたいかというと
今の神話レア主義(=カードの強弱序列が明確になってもよいという方向性)のカードの刷り方でスタンダードを考えるなら
上記でいう前者の選択、つまり
プリズムビッグレッドみたいな組み方以外にはデッキ構築の腕を振るう場は無いってことです。

単色・2色のデッキは、高序列のカードを順当に選び運とプレイングの勝負を挑んでいく気で使うか
少しひねってランクが低いカードを使って狭い橋を渡るかしかできないわけだからね。

もちろん青単ゴミみたいなのも組んでもいいけど、
それは一発狙いの択であって環境最強のデッキにはなりえないでしょう?という話で、こういう言い方をしています。



まあ、プレビューを楽しみに見ていきます。

鬼才ガンダムが
次期スタンダードを制圧する日は近いぞ。

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