【新デッキ】納骨堂のトロールクラッシュ
2018年11月8日 MTG(オワコン)
デッキリスト
https://www.streamdecker.com/deck/B1ziJQZ67
デイリー消化風景
https://www.twitch.tv/videos/333152561
(参考)11月5日の5-0 「陰惨な生類」
https://www.mtggoldfish.com/deck/1448992
せっかくだから
後出しにならないようにプロツアー前に書いておく男。
プロツアーの戦前予想は
●探検ゴルガリ「壊滅」
強いカードがほとんど入っていないデッキです。
高使用率、低突破率 負け組がほぼ見えているデッキです。
●ジェスカイが勝ち頭
ベスト8に3人以上残ります。ミッドレンジ型も1人以上残ると思います。
●プロツアー株「オレリア」「納骨堂のトロール」
オレリアはカード自体は弱いカードですが、
勝ち頭のジェスカイミッドレンジの現在の主流がオレリアとライラなので、
(https://www.mtggoldfish.com/deck/1449004)
上がる可能性はあります。まあ弱いので、結局はすぐ下がります。
知られていない残っているカード群で、あと強力なのはトロールくらいです。
今回あげたデッキであります。
プロツアー前に簡単にスタン雑感。
まずは、ジェスカイが環境で最も強いと思っている理由を述べます。
次に、同じ根拠で「納骨堂クラッシュ」がアツい
という謎の理論に進展します。
●最強のカードは「ドミナリアの英雄、テフェリー」
前期と比較して、強いカードが少なくなった良質な環境です。
その中で、別格であるカードを上から順番に列挙すると
第1位 ドミナリアの英雄、テフェリー
第2位 再燃するフェニックス
第3位 秘宝探求家ヴラスカ
第4位 ベナリア史
と、なります。
ジェスカイが強いのは単純な理由で、
上記のスタンダード四天王のうち3者を使用できるためです。
加えて言うと、
ヴラスカは個体は最強ではあるもの、居場所を見つけきれていません。
●軽いマナ域が弱すぎる
まず現在のスタンダードの理解の大前提として
近年まれにみるほど1~2マナが弱いスタンダード環境です。
「野茂み歩きで2キル」などという事態、
MTGアリーナCβ初期のおままごとと同レベル。
(MTGアリーナの初期デッキ考察
https://mushagundam.diarynote.jp/201805210718266996/)
これが現実世界のものとなるとは、噴飯ものであり、恥です。
(1)まず赤単
「ギトゥの溶岩走り」「狂信的扇動者」の2枚、
直近10年くらい遡って最下位争いをするくらいの弱さです。
ヴィーアシーノもかなり弱いカードなので
「遁走する蒸気族」が孤軍奮闘の状態です。
(2)続いてゴルガリ
上記のように相手が弱すぎるので「枝渡り」「探求者の従者」が
さも活躍したかのように見えました。
使用率があがり、箔がついたので強さを疑われなくなったカードたちですが
カードの潜在的な挙動という観点では、
ギリギリ及第点に届く程度でしかありません。やや下回っているとすら言えます。
実態を伴わない評価を受けているようにも見えますね。
結局ゴルガリの2マナの行動もかなり弱いと言えます。
極悪性は微塵も見えません。
(3)イゼットが通用してしまう
イゼットは「理論上は最強だが、されると負ける行動が多い」デッキであり
歴史的な位置づけをみても表舞台に立った経緯はほとんどありません。
別に今Tier1で戦っているイゼットが
その本質から一皮むけているわけではないと思います。
イゼットがスタンダードで通用してしまうほど、
今現存しているデッキの低マナ域は全て弱いのです。
(4)白いデッキの「白騎士」「アダント」
ゴルガリに強いという理由で採用される「善意の騎士」
イゼットに強いとされる「アダントの先兵」
キランたかり屋・エネボブ・損魂魔道士で戦っていた
1~2ヶ月前のスタンダードプレイヤーに
現在の低マナ域クリーチャーの攻防の惨状を伝えてみたいものです。
非常に低レベルでかわいいメタサイクル攻防が繰り広げられております。
●いかに2マナ域をパスするか、を競う環境である
2マナのカードが全て弱い以上は、
ある程度、2マナ域の攻防には参加するものの
できるだけ採用枚数を取らずに済む方法を考える、のが道筋であります。
「轟音のクラリオン」がわかりやすい例ですが
これはただ対処しているだけで、それ以外の用途がなく
さらにいえばアドが取れていない場合もあるという点で、解答ではありませんね。
総括すると、「ベナリア史」が序盤の行動として最適解であると言えます。
ジェスカイは使えるカードが全て強いだけでなく、
低マナをパスする観点でも優れています。
●第2の選択肢、ゴルガリの「ドレッジアグロ」
結論としては、現環境の王者はジェスカイということになるが
上記のように「パワーカードを使い」「2マナ域の軸をずらす」という
着眼でデッキを考えると、
地味だが、ゴルガリの「ドレッジアグロ」はその条件を満たしているのだ・・・
というのが今回のデッキであります。
●地味に強い「納骨堂のトロール」
赤単に強いカードです。
着地直後から4/4トランプルなので、イゼットにも強いカードです。
(火力とクラリオンを使うジェスカイでも同じです。)
ゴルガリ対決では、サイズで勝るドレッジタイプのほうが強いです。
地味ですが、納骨堂のトロールは全てのデッキに対して強いカードです。
残ったら必ず殴りきれるカードなので、必ず相手に対処を強いてくれます。
しかし初動タフネスは4なので交換効率が高い。この点が強い。
現状のスタンダードの3マナでは最も強いクリーチャーですが
このカードが陰惨な生類で墓地から戻ってくるという点が
なによりの推しポイントです。
アリーナでは場に出たときの鳴き声がダサいのも推しポイントです。
6分40秒ごろ初登場します。
●地味に強い「腐れ巨人」と「愚蒙の記念像」
ドミナリアの土地であります。
黒の記念像ランドの起動コストが4、
手札に回収した腐れ巨人のプレイコストは最小で2です。
計6マナで墓地の6/6を場に戻し、
腐れ巨人は今しがた起動した「黒の記念碑」を場に戻します。
同じことを繰り返せば再び6/6を場に復活させることが出来ます。
「トロール」「陰惨な生類」に続いて
1~2マナ域のドレッジ行動を正当化できる第3の矢です。
巨人が墓地に落ちているだけで、
記念像がマナの支払いのみで6/6を製造できるようになります。
●墓地を肥やすだけのクソカードを1~2マナ域に使用する
今のスタンダードの環境は上記のように、
1~2マナ域は歴史的に低レベルなカード同士が戦っている環境です。
いかに、ここをパスし、付加価値をつけるか、というのが重要な着眼です。
ゴルガリの1~2マナ域は、全く関係ないことをしています。
「納骨堂のトロール」「腐れ巨人」「陰惨な生類」の3種の勝ち筋を準備しつつ
場に3/1や3/2が残せる性能は、まずまず及第です。
「縫い師への供給者」は肉袋とクイーンヴラスカが登場したことで、
ようやくお荷物野郎ではなくなりました。
こいつを使うストレスがほとんど無くなったのが成立要件でありました。
●使うクリーチャーの選択が難しいデッキだ!
冒頭に記したURL群の中で、
5-0しているデッキでは
「クロールの銛撃ち」「墓地の司令官」「真夜中の死神」を使用している。
1マナはほぼ確定しているので、
2と3のクリーチャーで何を使うか、構築センスが問われるデッキである。
まあ、話としてはフラフラしましたが
まとめとして、プロツアーの戦前予想
【本命】 ジェスカイ
【大穴】 ゴルガリ納骨堂クラッシュ
ということで提出しておきます。
納骨堂クラッシュの挙動は、今日のデイリープレイ録画をご覧ください。
納骨堂クラッシュがアツい。
https://www.streamdecker.com/deck/B1ziJQZ67
デイリー消化風景
https://www.twitch.tv/videos/333152561
(参考)11月5日の5-0 「陰惨な生類」
https://www.mtggoldfish.com/deck/1448992
せっかくだから
後出しにならないようにプロツアー前に書いておく男。
プロツアーの戦前予想は
●探検ゴルガリ「壊滅」
強いカードがほとんど入っていないデッキです。
高使用率、低突破率 負け組がほぼ見えているデッキです。
●ジェスカイが勝ち頭
ベスト8に3人以上残ります。ミッドレンジ型も1人以上残ると思います。
●プロツアー株「オレリア」「納骨堂のトロール」
オレリアはカード自体は弱いカードですが、
勝ち頭のジェスカイミッドレンジの現在の主流がオレリアとライラなので、
(https://www.mtggoldfish.com/deck/1449004)
上がる可能性はあります。まあ弱いので、結局はすぐ下がります。
知られていない残っているカード群で、あと強力なのはトロールくらいです。
今回あげたデッキであります。
プロツアー前に簡単にスタン雑感。
まずは、ジェスカイが環境で最も強いと思っている理由を述べます。
次に、同じ根拠で「納骨堂クラッシュ」がアツい
という謎の理論に進展します。
●最強のカードは「ドミナリアの英雄、テフェリー」
前期と比較して、強いカードが少なくなった良質な環境です。
その中で、別格であるカードを上から順番に列挙すると
第1位 ドミナリアの英雄、テフェリー
第2位 再燃するフェニックス
第3位 秘宝探求家ヴラスカ
第4位 ベナリア史
と、なります。
ジェスカイが強いのは単純な理由で、
上記のスタンダード四天王のうち3者を使用できるためです。
加えて言うと、
ヴラスカは個体は最強ではあるもの、居場所を見つけきれていません。
●軽いマナ域が弱すぎる
まず現在のスタンダードの理解の大前提として
近年まれにみるほど1~2マナが弱いスタンダード環境です。
「野茂み歩きで2キル」などという事態、
MTGアリーナCβ初期のおままごとと同レベル。
(MTGアリーナの初期デッキ考察
https://mushagundam.diarynote.jp/201805210718266996/)
これが現実世界のものとなるとは、噴飯ものであり、恥です。
(1)まず赤単
「ギトゥの溶岩走り」「狂信的扇動者」の2枚、
直近10年くらい遡って最下位争いをするくらいの弱さです。
ヴィーアシーノもかなり弱いカードなので
「遁走する蒸気族」が孤軍奮闘の状態です。
(2)続いてゴルガリ
上記のように相手が弱すぎるので「枝渡り」「探求者の従者」が
さも活躍したかのように見えました。
使用率があがり、箔がついたので強さを疑われなくなったカードたちですが
カードの潜在的な挙動という観点では、
ギリギリ及第点に届く程度でしかありません。やや下回っているとすら言えます。
実態を伴わない評価を受けているようにも見えますね。
結局ゴルガリの2マナの行動もかなり弱いと言えます。
極悪性は微塵も見えません。
(3)イゼットが通用してしまう
イゼットは「理論上は最強だが、されると負ける行動が多い」デッキであり
歴史的な位置づけをみても表舞台に立った経緯はほとんどありません。
別に今Tier1で戦っているイゼットが
その本質から一皮むけているわけではないと思います。
イゼットがスタンダードで通用してしまうほど、
今現存しているデッキの低マナ域は全て弱いのです。
(4)白いデッキの「白騎士」「アダント」
ゴルガリに強いという理由で採用される「善意の騎士」
イゼットに強いとされる「アダントの先兵」
キランたかり屋・エネボブ・損魂魔道士で戦っていた
1~2ヶ月前のスタンダードプレイヤーに
現在の低マナ域クリーチャーの攻防の惨状を伝えてみたいものです。
非常に低レベルでかわいいメタサイクル攻防が繰り広げられております。
●いかに2マナ域をパスするか、を競う環境である
2マナのカードが全て弱い以上は、
ある程度、2マナ域の攻防には参加するものの
できるだけ採用枚数を取らずに済む方法を考える、のが道筋であります。
「轟音のクラリオン」がわかりやすい例ですが
これはただ対処しているだけで、それ以外の用途がなく
さらにいえばアドが取れていない場合もあるという点で、解答ではありませんね。
総括すると、「ベナリア史」が序盤の行動として最適解であると言えます。
ジェスカイは使えるカードが全て強いだけでなく、
低マナをパスする観点でも優れています。
●第2の選択肢、ゴルガリの「ドレッジアグロ」
結論としては、現環境の王者はジェスカイということになるが
上記のように「パワーカードを使い」「2マナ域の軸をずらす」という
着眼でデッキを考えると、
地味だが、ゴルガリの「ドレッジアグロ」はその条件を満たしているのだ・・・
というのが今回のデッキであります。
●地味に強い「納骨堂のトロール」
赤単に強いカードです。
着地直後から4/4トランプルなので、イゼットにも強いカードです。
(火力とクラリオンを使うジェスカイでも同じです。)
ゴルガリ対決では、サイズで勝るドレッジタイプのほうが強いです。
地味ですが、納骨堂のトロールは全てのデッキに対して強いカードです。
残ったら必ず殴りきれるカードなので、必ず相手に対処を強いてくれます。
しかし初動タフネスは4なので交換効率が高い。この点が強い。
現状のスタンダードの3マナでは最も強いクリーチャーですが
このカードが陰惨な生類で墓地から戻ってくるという点が
なによりの推しポイントです。
アリーナでは場に出たときの鳴き声がダサいのも推しポイントです。
6分40秒ごろ初登場します。
●地味に強い「腐れ巨人」と「愚蒙の記念像」
ドミナリアの土地であります。
黒の記念像ランドの起動コストが4、
手札に回収した腐れ巨人のプレイコストは最小で2です。
計6マナで墓地の6/6を場に戻し、
腐れ巨人は今しがた起動した「黒の記念碑」を場に戻します。
同じことを繰り返せば再び6/6を場に復活させることが出来ます。
「トロール」「陰惨な生類」に続いて
1~2マナ域のドレッジ行動を正当化できる第3の矢です。
巨人が墓地に落ちているだけで、
記念像がマナの支払いのみで6/6を製造できるようになります。
●墓地を肥やすだけのクソカードを1~2マナ域に使用する
今のスタンダードの環境は上記のように、
1~2マナ域は歴史的に低レベルなカード同士が戦っている環境です。
いかに、ここをパスし、付加価値をつけるか、というのが重要な着眼です。
ゴルガリの1~2マナ域は、全く関係ないことをしています。
「納骨堂のトロール」「腐れ巨人」「陰惨な生類」の3種の勝ち筋を準備しつつ
場に3/1や3/2が残せる性能は、まずまず及第です。
「縫い師への供給者」は肉袋とクイーンヴラスカが登場したことで、
ようやくお荷物野郎ではなくなりました。
こいつを使うストレスがほとんど無くなったのが成立要件でありました。
●使うクリーチャーの選択が難しいデッキだ!
冒頭に記したURL群の中で、
5-0しているデッキでは
「クロールの銛撃ち」「墓地の司令官」「真夜中の死神」を使用している。
1マナはほぼ確定しているので、
2と3のクリーチャーで何を使うか、構築センスが問われるデッキである。
まあ、話としてはフラフラしましたが
まとめとして、プロツアーの戦前予想
【本命】 ジェスカイ
【大穴】 ゴルガリ納骨堂クラッシュ
ということで提出しておきます。
納骨堂クラッシュの挙動は、今日のデイリープレイ録画をご覧ください。
納骨堂クラッシュがアツい。
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