【スタン】終焉ストーム
2019年9月8日 MTG(オワコン)ホーフラント師匠の蒸気族ストーム
https://www.twitch.tv/videos/477264796
デッキリスト
https://www.streamdecker.com/deck/Ft_2TfaYM
デッキの動きはリストでもよくわからないし、
配信風景でもよく伝わらない。
1マナ呪文が20枚
その内訳、12枚がドロー呪文(1ドロー×8、2ドロー×4)
遁走する蒸気族を使って本体火力を打ち込むのが基本だが
誘発トリガーの「ラル」か「静電場」を絡めてストームし射程を縮める。
ラルのマイナス2(複写)の能力が強いこともあり
ちゃんと計算せずに大ストーム中の火力と誘発を
本体対象に連打してても
だいたい15点くらいすぐ削りきって終わる。
ちょっと前に一瞬流行った「赤単フェニックス」に近い。
しかし
弧光のフェニックス自体が所詮はフェアなカードであり、
ムーブの最大強度を競う末期スタンダードの勝負では既に足切りの弱さである。
(登場方法はアンフェアではあるが、
結局は3/2が相対的に適正速度&ただの正規の攻撃手順で
ダメージを出す以上は、もはや今の相対環境ではフェアの範疇であろう)
ここの枠をタッチ青で「嵐の伝道者ラル」に求めたら・・・
意外に決まるデッキに仕上がっていた。
蒸気族が残る展開になっていると、ラルを出したターンに動いて決まる。
そして盤外ダメージのラルならアンフェアに決めれる。
なるほど、さすがは師匠。
もともとのデッキは
ラルとのコンボを期待して
「発展/発破」を2枚使っているが、このカードはとんでもなく弱かった。
(あと「危険因子」も
複写したら最強だ!っつってたけど別に必要なくてすぐ解雇されたw)
師匠のリストを変更し、発展発破を「約束の終焉」に変えると
なかなかストームっぽくなっていいですね。
3呪文唱えるので「蒸気族」「静電場」「ラル」にとっては3カウントの呪文。
X赤赤なので3チャンドラで墓地から唱えることもできるし、
ラルの-2で墓地のカードを4枚プレイすることもできる。
マッチによっては、
火力で盤面をコントロールする方向でゲーム展開し
リソースがまっさらになったところで終焉とPW(終焉反復)で返す
というプランも取れそうですね。
デッキの弱点としては
「蒸気族」「静電場」を1対1除去で処理されると
すぐ終わってしまう点w
しかし、このあたりは「対処行動が弱い」環境全体の傾向の中で
「浅瀬」や「テフェリー」にわざわざショックを打つのか、
→いや、打つのは損行動だから打たずに勝つ方法を考えよう
(より最大値の高い行動をとる4Cレジェンドやスケープシフト)
みたいな論調が追い風で
以前ほど蒸気族は即除去されなくなってますね。
実際、そういうマッチだとお互い自分のデッキを回す動きになりやすいので
こっちはこっちで最大値を目指して行動するだけですね。
もちろん、赤単やグルールなどのフェアデッキや
比較的まともなMTGを嗜むエスパーなどは除去を打ってくるので
かなりきついですね。
チャンドラの-2が唯一リソース面で強い行動なので
これをどこで使うかが難しい。
ま、イゼフェニのことが忘れられない人は遺産で
遊んで見るのもいいかもしれん。
というより赤単フェニックスのときに近い面白さかな。
占術から入るラルとかだと、相手もこれでいきなり死ぬってわからないので
ちょっと置いといて別の行動とってくることもある。
なかなかハイセンス。さすが師匠。
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